Mac.una Matata !! 2003年04〜06月のMac.una Matata |
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最近、blog(Weblog)ってのがはやりですが。 確かに、ニュースサイト系だと、blog風の日々の管理ってやりやすいですね。ニュース系サイトだと、記事が時系列的だし、過去記事は記事ごとに切り分けてあってしかもデータベース化されて整理される、ってやり方が一番です。もちろん、上記は管理者(サイト運営者)側にとってのblogの利点であって、このほかにも閲覧者側の利点として、Blog Viewerソフトで表示させる仕組み(RSSなど)があるので閲覧者側も便利ってこともあるわけですが...。 MacDTV.Newsについても管理運営のやりかたはblogとほぼ同じです。すなわち、時系列的に記事が記載(上の記事ほど新しい)されてますし、過去記事は記事ごとに切り分けてあってMacDTV.Searchを使えば検索できるようデータベース化されて整理されてます。この意味では、手動blogといってもいいのかもしれない(笑)。 ただし、「blogソフトを使っての運営」ってのができたら、日々の更新が楽になるばかりでなく、閲覧者の利便性もあがる(Webブラウザでなく、Blog Viewerで読める)のですが、そうもできない理由があります。それは、MacDTV.comはmニュースサイトだけではないからです。ニュースをお伝えするMacDTV.News、DTV関連記事を収録したMacDTV.com内のコンテンツ、そしてMacDTV.forum(掲示板&メーリングリスト)から構成されてますし、しかもこれらのすべての記事をMacDTV.Searchで検索できるようになっています。 だから、MacDTV.Newsだけblog化したとすると、MacDTV.Newsの内容だけはblog上で検索、それ以外のMacDTV.com内の全コンテンツやMacDTV.forumの各発言はMacDTV.Searchで検索、という具合に、読者のみなさんの利便性が低下するからです。 そんなこんなで、はやりのblogというものにうちもしてみたいというあこがれ(笑)はあるのですが、その反面、そうもできない事情・理由もあるのです。 |
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というわけで、MacDTV.comなんて名前のコーナーを始めようとしているわけですが。 で、ふとWindowsに目を転ずれば、TV録画などは「最新の話題」ではなくなっていることは確かです。製品の選択肢も多いですしね。なにをいまさらMacで盛り上がっているのさ、という感想も無理もないことです。 マーケティングの教科書にも出てくることなのですが、消費者には5つの客層があります(以下の文は、そうですねえ、最近の例では、DVDレコーダが急速に普及している例などを念頭に置いて頂くとわかりやすいでしょう)。 ●
興味深いコンセプトの製品に、最初に挑戦的に飛びつく「アーリーアダプター」。まあ、世間では、マニア、と呼ばれるような客層でしょう(笑)。 まあ、こんな風に消費者をクラスター分類する考え方については、たとえば、こんなサイトの実例を見ていただくと、イメージがわくでしょう。 で、Macの市場規模自体は小さいですが、TV録画に興味を持つ「アーリーアダプター」や「マーケット・メーカー」層の「割合」が高いので、Mac向けTV録画機器を発売しても、充分商売になるのでしょうね。 ZDNet Newsの記事[今になってアイ・オーがMacに力を入れる“事情”]を見ても、アイ・オー・データ機器社も 「しかし、品質を我慢して価格を優先するWindowsユーザーと違い、Macユーザーは高品質を実現できるなら高額でも購入してくれる」(菅原氏)と、アイ・オー・データ機器が販売する「高機能」(だけど比較的高価格)のマルチメディア系周辺機器が受け入れられる素地があると見ているようだ。 と語っていることもありますし。 |
Macお宝鑑定団さんで、Nikkei IT Proのこんな記事が紹介されてました。 まあ、わたしの勤務先でも数年前にこんなことがありました。バイオ系企業なので、もともとMacが強かったんですが、それを全社(生産系・勘定系はのぞく)に拡げて一時期3000台近くまでMacが導入されたんじゃなかったかな。それが、いまやMac全廃で、Windows 2000一色。 だって、ビジネス業務系用途では、Macってソフトもシステムもないんですもの。これでは使い物になりません。 でもまあ、わたし個人としては...。やっぱりMacを使いたいですよね。私物を持ち込んで使っているPowerMacが部内唯一のものです(笑)。でもね、迫害されているとはいっても、Mac OS XならsmbでアクセスすればWindows 2000サーバだって使えるし、なんとか生き延びています。 情報システム部の連中もよく言っているのですが、「自宅ではMacを使いたいな。だって、自宅でまで(日常業務で行っているWindowsのお守りのような)苦労はしたくない。Mac OSはブラックボックス的でおもしろくなかったけど、Mac OS XはUNIXベースなので、いじってみる面白さもあるし...」。同感であります。
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なんだか映画テレビ技術・Digital Production2003の松下電器産業社ブースにFinal Cut Pro 4ベータ版がおいてあったようですね。ああ、行って、見たかったなあ。 本業的には、同日にビックサイトで開催されていた国際バイオExpoにも行きたかったのですが、まあ、世界巡業中じゃしょうがないなあ、と。 |
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いやあ、きわめてご無沙汰してしまいました。本業がらみで大変だったんです。まあ、この地獄の日々は今月中は続きそうなのですが。 その間、MacでTV録画関連記事執筆のお申し出を複数から頂いたのですが、物理的に時間的に不可能なので、残念ながらお断りさせて頂きました。でも、あれだけの機材で遊んで見る機会を無にしたのは、ほんとに残念でもったいないことでした。 私自身は、「エアチェックものをDVD-Videoでコレクション」なんかにはあまり興味がないのですが(笑)、ただ、いろんな機材(MPEGキャプチャー、DVキャプチャー、HDDレコーダ)をさわっているうちに、案外使えるかも、と思ったりもしています。最終選定は、とりあえずは今月発売のCaptyTV/FireWireの出来を見てから、ですかねぇ。 |
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アスキー社MACPOWER誌2003年5月号が発売になりました。この号の第二特集は「Mac TV化計画」。わたしは、各種キャプチャー機器の画質比較評価を担当しました。 CaptyTV(USB)、CaptyTV/PCIといったMPEGキャプチャー機器、Rec-OnやロクラクのようなHDDレコーダ(MacへはUSB経由で吸い出す)、ADVC-200TVやGV1394TVのようなDVコンバータタイプ、と、これだけ揃うと壮観でした。 まあ使ってみると一長一短あって、どれが本命というのは困るのですが、それにしてもこれだけ選択肢があるのは楽しいですね。もっともわたし、MacでのTV録画って、ほとんど興味がないので、なんですが(笑)。 |
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