Mac.una Matata !!

 2001年9〜10月のMac.una Matata


 

2001.12.31 温泉な日々/音信不通

温泉3泊目。さすがに「旅館のごちそう」にも飽きたよう(笑)。

それにしても、昨晩までの宿って、携帯圏外だったので、びっくり。まさか、今どき携帯圏外のお宿ってあるとは思わなかったので、電話線なんてもっていかなかったです。それで、ここんところ音信不通になってました(笑)。

 

2001.12.29 温泉な日々

昨晩から、またも温泉です。なんと、温泉4連泊。

 
 
Mac.una Matataについて
 
今日のMac.una Matata !!
 2001年11〜12月のMac.una Matata
 2001年9〜10月のMac.una Matata
 2001年7〜8月のMac.una Matata
 ちょっと昔のMac.una Matata

 

2001.12.28 批判的立場

批判的な言動、というのは、深い議論のために必須ですが、一方で、ニヒリズムに陥りやすいですね。

例えば、Mac OS XやiPod、AppleStore店舗といった話題に関する「批判的立場からのMac記事」を見てもわかります。read more...

 

2001.12.27 今日のなんだかなあ/ワン切りSPAM

このネタ、旧聞に属しますが...。
まずは、わたしの勤務先で、メールで流れた総務連絡をご覧ください。


携帯電話の着信に伴う危険について

本日社外より以下の携帯電話着信に関する危険情報を入手しました。
下記該当番号の他にも身の覚えのない着信があり、返信した場合、不当な請求を出される可能性があります。当社においても同様な手口で着信がありました。十分ご留意くださるよう周知徹底お願いいたします。
ドコモからは「現状としましては、お客様の混乱を防止する意味で、大々的な報道発表等は行っておりません。しかしながら、このような悪質な迷惑電話行為が発生してしているのは細心の注意を払う等の注意喚起を御社社員の方々へお願いできませんでしょうか。」との返事が帰ってきました。現在ドコモ内でも、調査委員会を開いているとのことです。
http://www.nttdocomo.co.jp/docomolife/04man/index.html
(ドコモHP:マナーについての画面に「悪質な迷惑電話について」の注意書きがあります。以下に実際に履歴のあった電話番号を記載しましたので、参照願います。

【お知らせ】携帯電話の着信に伴う危険についてドコモを主として各携帯電話に以下のような着信があり。返信すると高額な請求があるという。十分にお気を付けくださいますようお願い申し上げます。
<手口>番号を通知した状
態でワンギリ(一回コールしてすぐ切る)してくる携帯電話に着信履歴が残り、その通知さた番号に発信するとダイヤルQ2に似た応答メッセージが流れる
<請求>これだけで、携帯の通話料とは別に10万程度の請求がくる。取りたては厳しいらしい
<番号>06-6301-1999 052-733-1551 052-733-1288 052-733-8488 06-6301-7778 052-735-7300 03-3793-7552 03-5724-2929 03-3551-4330 03-3444-6555 03-5679-7844 03-5679-7848 03-5340-8877 03-5340-9330 0534-27-3172 03-5340-9381 03-5340-9382 03-3448-4760 03-3280-7660 03-3851-4141 03-3227-2828 03-5391-7600 03-3984-6761 03-3444-6710 03-5348-4441 03-3355-7550 06-4968-3114 03-5423-2570 06-6300-0702(絶対にかけない)実際に被害出ているそうです この番号以外のもあるかもしれません
以上


うーむ、これってどう見ても、みごとに「不幸の手紙」系SPAMにひっかかってますよねえ(笑)。

●いわゆるワンギリSPAMは、本当のこと。携帯電話にワンコールで切れる電話があり、着信履歴を見ると、見覚えのない番号が記録されているので、掛けなおしてみると、アダルトサイトの宣伝が始まります。

●しかし、掛けたら請求される、というのは、大ウソ。
なにしろ、携帯電話からはダイアルQ2にはかけれないのですから。そもそもQ2というのは、NTTが代行集金(電話代と一緒に請求)するからこそ集金できる訳なので、Q2以外のやりかたで集金できるシステムして、ってのがあったら、教えてください。自宅の電話もこのシステムにして、大儲けします、わたし(笑)。
そもそも集金するためには電話を掛けてきたヒトを特定する必要があります。しかも、その人の住所が判ったとしても、請求書を送っても無視されるのがオチです。Q2の場合、NTTが電話を人質(払わないと回線をとめるぞよ)しているからこそ、お金を払わざるを得ない訳ですが。
あるいは、もっとシンプルに考えても、公衆電話から掛けたら、どうやって特定するんだろ(笑)。
こういうことを考えると、掛けたら請求される、というのは、大ウソだろうということがわかります。

●仮に、請求されても、支払う義理はありません。というか、最初の電話は、ワン切りでこちらをだましてこちら側の電話料金を損させています。こっちの方から訴えたいくらいだ(笑)。

とまあ、こんなことをちょっと考えればわかるでしょうに、総務連絡メールで全社に流すとは...とほほ。不幸の手紙だったという認識はなかったんでしょうねえ。
総務担当者は善意で流したのでしょうが、善意とはいえSPAMはSPAM(笑)。

 

 

 

2001.12.26 自分にごほうび

って言い方が、わたしはどうも好きになれません。時節柄、Web日記などでもよく見かける表現なのですが、なんだか、生理的にいや〜、なんです。まあ、ただそれだけで、それ以上のことはないのですが。

 

2001.12.25 今日のいらっしゃいませ

LookSmartという検索エンジンがあるそうなのですが、
「東海道新幹線 予約状況」で検索すると、なぜ、うちがひっかかる??。

キーワードからして、その方は、帰省の新幹線の込み具合を調べようと思われたのでしょう。全角スペースでキーワードを区切って入力なさったことにも原因はあるのでしょうが、でも、うちが紹介されている検索結果を見たら、目を丸くされたでしょうね。

いやいや、どうも、いらっしゃいませ。

それにしても、すかぽんたんなサーチエンジンだこと。

 

 

 

2001.12.24 今日のいらっしゃいませ/iPodですってば。

iPotや、iPat、iPad、といったキーワードでお越しになった方、こんにちわ。たしかに、2001.10.26 勝手な予想屋/iPad ?!でネタとして書いてますので、うちが検索エンジンでひっかかるのでしょうが...(笑)。正解は、iPodですってば。

 

 

2001.12.23 有馬記念

には興味はありませんが(笑)、中山競馬場近辺に住むわたしとしては、12月の中山は主要道路の交通渋滞がひどくて困りますです。

ご近所に住んでいると、警察署が「競馬場開催期間限定の道路規制」を守らなくてもよい「丸馬通行証」をくれるので、往来する人々を押しのけながら競馬場近辺の路地を抜け道するのが、この時期の楽しみ(笑)です。

 

 

 

2001.12.22 iPod

Xmasも近いということで、iPodを買いました。

外出中の音楽を聴くって習慣もなく、曲をコレクションする趣味もがないので、MP3やiTunesには興味もなくiPodも別に買わなくってもいいや、と思っていたのですが、
英会話CDを入れておくとか、カーオーディオにつなぐ(CDチェンジャーも要らない)、なんて用途に案外使えそうだなあ、と。

それにしても、予想していたよりも重くて厚くて、イメージと違いますね。背面・側面の鏡面仕上げも、手の油がついて指紋のあとが気になります(笑)。
そのほか、メニュー項目の上下移動がホイールを回す(編集コントローラのジョグシャトルみたいに)、ってインターフェースは変ですね。ソニー製品のように、側面に配置されたダイアルを、指を上下(方向にスライドさせるように)に回す、てほうが、自然だなあ。

 

2001.12.21 今日のなんだかなあ

「わたしとMac、どっちが大事なの...??」「....、Mac....。」(笑)

 

 

 

2001.12. .20 iMovieにおける「2GBの壁」にまつわる話題

昨夜の忘年会で、このネタでぼろくそに言われました(笑)。

 

2001.12.19 Macな日々/あぶないんじゃないかなあ

Mac系雑誌の老舗、MACLIFE。わたしが購読はじめたのが、92年頃でしたんで、10年近くになるのですが、今月号(2002年1月号)の広告の少ないこと。カラー広告12ページ、白黒広告6ページ、ってなに??。read more...

 

 

 

2001.12.18 ライター見習いの日々

次号PasoVi誌(玄光社刊)で、Mac関連ページに11ページご用意頂いております。前号は、7ページですから、着実に増えてますねえ。

まあ、パソコン全体ののシェアでは、Macなど5%以下を低空飛行していますが、ことDTV関連ですとMacベースは2割くらいのシェアはあると思いますので、20ページ近く(全約150ページ)は欲しいなあ、と。欲を言えば、きりがないのですが...(笑)。

 

2001.12.17 最近のMacDTV.com /iMovieにおける「2GBの壁」にまつわる話題

ということで、iMovieにおける「2GBの壁」にまつわる話題では、お騒がせ致しております。どうも面目ないです。
MacDTV.comは、少なからず読者の方もおられるわけで、しかも、Win/Mac問わずDTV系の代表的なサイトに育っていますので、それなりの影響があったかもしれず、これがiMovie 2の評判に響かないといいのだけれど。

MacDTV.comのNews & Messageのポリシーとしては、
● ネットで流れたニュースは(そのまま転載するのではなく)ソースを洗い、■なりの視点も含めて書く。(可能であれば解説も...)
● 実際に自分で試して書く、
を守ろう、としております。もちろん、雑誌などの記事も当然でそうですが。

で、本件も実際に試してみて出くわしたんですね。実は、雑誌記事向け「各ソフトの「2GBの壁」対応状況」といったテーマのために、いろんなソフトで確認しているんですが、いやあ、本件、雑誌記事上じゃなかったのが、不幸中の幸いでした。

それにしても、「○○○しようとしてもできない」だとか「■■■の機能は搭載されていない」といった「できない」側の話題のときには、よほど注意しないといけませんね、自分の環境で「だけ」できないのかも知れませんから。
確認して書くことの難しさを痛感してます。だって、通常、複数の動作環境(マシンを複数台)を用意するって訳にはいかないじゃないですから。

いやあ、それにしても、お騒がせして申し訳ないです。

 

 

 

2001.12.15 わたしのあしあと/+55℃/-33℃

先週の日曜日、フジテレビ系で「+55℃/-33℃」という番組がありました。
真矢みきさん(元宝塚)が、厳寒のラップランド(-33℃)、灼熱のエチオピア低地(+55℃)に、現地の生活に触れにゆく、という内容でした。タイトルがうまいですね。

わたしの場合、+47℃というのが経験した最高の温度で(カザフスタン、および、タクラマカン砂漠(中国新彊ウイグル自治区)にて)、寒い方はアラスカで-33℃だからこれは一緒ですね(って張り合ってどうする(笑))。まあ、でも、今日のネタは、これを張り合う以上のものではないから、まあいいか。

 
2001.12.14 ライオンキング

劇団四季のライオンキングに行って来ました、東京・浜松町の劇団四季劇場です。
公演会場の[春]劇場は、ライオンキング用のロングランになっており、それだけに舞台装置も大かがりに作り込んであり、ご存じの「衣装」も間近で見ると面白いし。いやあ、楽しんできましたです。

ストーリーは、ディスニーアニメなどでもご存じのとおりですが、
深く傷ついたシンバ(主人公の少年ライオン。ちなみに、シンバとはスワヒリ語でライオン一般のこと)が群れから追い出されて、サバンナをさまよったのち、ミーアキャット(には見えなかった、舞台を見ながらアレなんだろう?と思ってました)のティモンとイボイノシシ(これは、うまい衣装)のプンバァに出会い、励まされます。
そのときのテーマ曲が、「ハクナ・マタタ(気にするな)」。

ハクナマタタ、Hakuna Matata。スワヒリ語で、気にするな、問題ない、No problem、といった意味でして、これは、当サイトMac.una Matataの由来でもあります。

ハクナマタタ、わたしの一番好きな言葉です。

 

 

2001.12.12 最近のMacDTV.com

MacDTV.forumで「白クリップや色ズレにまつわる諸問題」というテーマでお話しさせていただいております。

そもそも、アマチュアのわたしとしては、プロのみなさんのように「作品をスタジオ納品」なんてシビアな状況におかれている訳ではありません。

シロウトながらにも、
白クリップって変だなあ?、Photoshopの絵をDVにもっていったとき色ズレするのはなぜだろう?、と思ったのが原点です(DTV関連の他の知識にも言えることですが)。

「いろいろ調べていろいろ実験してきた(ネが理系の研究者なので(笑))ら、実は、深遠なる(笑)技術世界が拡がっていた、それ自体に面白みを感じているだけ」というのが実態であります。

そんなわたしが解説もどきを行っても、説得力がないのですが(笑)、それはそれとして、せっかくですから、「白クリップや色ズレにまつわる諸問題」については、再編集の上、MacDTV研究室に収録する予定です。

 

 

 

2001.12.10 中釣り広告

電車の中釣り広告を楽しみにしてるんですが、今年の秋葉原電気まつりは、2枚ぬきで、小林幸子が紅白歌合戦の衣装で羽根を広げてる、の図。ご存じのとおり、電気仕掛けで電飾びかびかの衣装ですので、秋葉原らしいといえばらしいかな(笑)。

 

2001.12.09 温泉巡り。番外編

今回は、温泉でなくって、東京近郊にあるネズミのキャラクターで有名な遊園地の近くのホテル(ちなみに、わたし、この遊園地の近くに住んでいるのですが)。

まあ、温泉だと、お食事がいかにも「温泉のごちそう」的に似てきますものねえ。2日続くとすぐに飽きてしまいます。なにせ、次の日の昼ご飯には、無性にカレーライスといった類いが食べたくなります...(笑)。

それと、ホテル風なおもてなしが(国内だと)苦手。海外のホテルだとサーブしてもらってもなんとも思わないので、日本語でサーブされるのには、どうも慣れません(笑)。

それにしても、ネズミのキャラクターの会社の戦略は、わかりやすくて徹底していて、今年増設した「海をテーマにした遊園地」を走るモノレールも、ドアも吊革もネズミのキャラクター。ホテル街を結ぶシャトルバスもネズミのキャラクター。
なんだかかみなりちゃんの世界(岩波絵本全集「だるまちゃんとかみなりちゃん」)だなあと(知ってるヒトしかわからないネタですいません)。

 

 

 

2001.12.8 Miniの部屋

結局、バッテリを外してガソリンスタンドへ運んでゆき、充電してもらっていたのを装着しました。バッテリってなんでこんなに重いのよ。

 

 

2001.12.05 >○Panasonic DMR-HS1

ぷれぷれさん、ついにお買いになったんですね。

わたししゃ、DVD-RW派なので、DVD-RW+HDDレコーダの登場待ちです。パイオニアさん、準備はいかが?? ソニーさんもありえそうな情勢ですが。

一方で、DVD-RAM + HDDレコーダのライバル?東芝のRD-2000ですが、ここ(の01/08/15 12:28:58発言)や、ここを見ると、ユーザのクレームが貯まっているようですねえ。対応を間違えると、再度の「東芝クレーマー事件」になりかねない事態。
この機種もそうですが、さてRD-X1の方も果たして。

 
2001.12.04 ウイルス蔓延中.2

2001.11.28 ウイルス蔓延中。で触れたBadTrans.B。先週から、ほんとにはびこっていますねえ。50通近く届いています。まあ、ちょっと前のNimda(だったけな?)のように、同じアドレスには何度も送り続けるわるさはしないようなので、不幸中の幸いです。

わたしのところでは、通常は、ローカルにダウンロードしてから消去あるいはウイルス駆除するのですが、先週からはあまりにもウイルスメールが届くのでやり方を変えて、

添付ファイル付きのメールやサイズの大きいメールは、メールサーバからダウンロードしないようにしています。ウイルスメールの場合、最初の何行か読めばそれと判りますので、ウイルスメールと判った場合には、ローカルに落とすことなくメールサーバ上で消去してしまえばローカルにはなんの影響もありません。

でも、現在、そんな運用をしているので、知人からの添付ファイル付きメールも、一旦最初の何行かだけ受信して、発信元を確認したら、メールサーバから添付ファイルをピックアップ、といった普段より余分な手間がかかってしまうのが難点かなあ。まあ、BadTrans.Bが沈静化するまでは、こうやってやり過ごしましょうか。

 

 

 

2001.12.03 あわわわわ。2

じゃあ、あんたはどうなのさ、ということで、うちのインターネット接続環境を。

自宅は、CATV 2Mbpsを使ってきました。当初コストが掛かるなあ、と思っていましたが、ライバル(xDSLなど)の登場によって値下げせざるを得ず、いまじゃ非常にリーゾナブルな使用料金に落ち着いています。ありがたいことです。で、ケーブルモデムに接続したAirStaion(ロジテック社)で、WAN側(CATV側)とLAN側(家庭内LAN)をルーティング(隔離)しています。

AirStationの役割として、(1)パケットフィルタリング、(2) NAT(IPマスカレード)、(3)無線LAN、の3つの役割を持たせています。

(1)パケットフィルタリングとは、Windowsファイル共有で使用するポート135〜137を閉める、といったようなこと。なお、セキュリティ上、どのポートを空けているかは申せませんが(笑)。

付け加えますと、「インターネット全体」と「CATV(や同一局内にぶら下がったADSL使用家庭)」の間もルーティングされていることが多いです。例えば、おそらく、Yahoo! BBの場合も、ファイル共有で地域交流(笑)できるのも、「CATV(や同一局内にぶら下がったADSL使用家庭)」内だけであって、「インターネット全体」までのぞける訳ではないはずです(そこまでYahoo!! BBもスカポンタンとは思えない(笑))。つまり、局にルータが設置してある訳です。

このルーティングのポリシーによって、ユーザに不便が掛かる場合もあります。例えば、UDP RTSPストリーミングなどを受信する場合、「CATV側」でポート504や7070を閉めてあると受信できない、といったケースは以前頻繁に見られました。今では、RTSPストリーミングがだめなら、HTTPストリーミング(ポート80)へと「ユーザサイド」で代替えするといったことも可能です(HTTPストリーミング機能を各ストリーミングサーバを搭載するようになったから)。
もちろん、セキュリティレベル意識の高いユーザとしては、「CATV側」のパケットフィルタリングポリシーが厳しいと使い勝手が悪い、なんて欠点もありますので、「CATV側」のポリシーは比較的ゆるめ(Windowsファイル共有は閉める、他は大抵空けておく)、あとは「ユーザ側」の自己責任、といった運用が多いようです。この場合、例えば、telnetを空けておくか閉めるかなど、すべてはユーザの判断です(telnetを空けておくリスクとメリットはおわかりですね、Mac OS Xユーザの方(笑))。

(2) NAT(IPマスカレード)。一般的にブロードバンドの基本契約では、IPアドレスは1個与えられることが多いようです。しかも、固定アドレスではなく。この場合、パソコンの電源を入れるたびにDHCPというお約束に基づいて、サーバ側からIPアドレスを付与される、という仕組みになっています。

ここで、問題点が2つ。一つ目は、固定アドレスなので、外から自宅にアクセスするときのIPアドレスが同一とは限らないこと。二つ目は、アドレスが1つしか付与されないので、同時に1台のパソコンしかインターネット接続できないということ、です。
一つ目の「固定アドレスなので、外から自宅にアクセスするときのIPアドレスが同一とは限らない」という点は、電源を入れ直すとIPアドレスが変わっているので当たり前のことです。まあ、外から自宅にアクセスしない普通のユーザの方にとっては縁のない話しかも知れませんが。この場合、ルータを立てておく(ルータの電源は入れたまま。パソコンは、再起動してもよい)と、ルータがIPアドレスを取得しっぱなしにできるので、事実上固定アドレスのように使用できるのです。厳密にいうと、DHCPサーバは、期限付きのレンタルで各クライアントにIPアドレスを付与する仕組みになっています。しかし、各クライアント(この場合ルータ)が電源入れっぱなしだと、レンタル期間が終了したらDHCPサーバは「同じIPアドレス」を付与してくれるので、まあ、事実上固定IPのように使用できる、という訳です。
二つ目は、グローバルアドレスが1つしか付与されないので、同時に1台のパソコンしかインターネット接続できないということ。この点DHCPサーバ機能を持っているルータを使用すれば、ルータが家庭内LANに接続された各パソコンにローカルアドレスを割り振ってくれます。これで、複数のパソコンから同時接続が可能になるわけです。SOHOならいうまでもなく、いまや一般家庭でも複数台のパソコン所有も珍しくありませんものね。

(3)無線LAN。これは、いうまでもなく、AirMac互換であることが、我々macユーザにとって必須条件ですが、AirStationならこの点定評のあるところです(まあ、立ち上げの際、チャンネル設定に気づかず、焦りましたが(笑))。もちろん、Windowsクライアントからも無線LANしてます。

といったことで、利便性、セキュリティの面からも、ブロードバンドルータを入れるべき、というお勧めでした。

 
2001.11.29 あわわわわ。

ぷれぷれさんがFinal Cut Pro Unofficialの11/23に書いておられますが。

○ Yahoo! BBでたのしい地域交流!?
その先輩がブロードバンドルーターを購入して自宅のPCをLAN接続したところ、なんとネットワークコンピュータ(MacでいうセレクタのAppleShare)に、見ず知らずのコンピュータがリストアップされている!のだそうです。家庭内の共有名を変更してみても変化なし、つまりファイル共有したYahoo!BBユーザーが、地域のYahoo!BB上でファイル共有(^_^;)しているのだそうな!!おっそろしー。
設定がイカンとかそういう次元じゃないですよね、これ…。

あわわわ、そうではありません。というか、ブロードバンド(xDSLやCATV)では「常識であること」を行っていないのです。まあ、Yahoo! BBでも注意喚起しているようですが、知らなかったユーザも多いようで。

ブロードバンドでは、ブロードキャストが届くエリア(= xDSLの場合同一局内にぶら下がった全家庭、CATVの場合サービス提供エリア)は、いわば、ひとつのLAN、になっているのです。
ですから、ブロードバンドにつなぐ場合は、
(1) ブロードバンドルータをかまして「内(家庭内LAN)」と「外(xDSLの場合同一局内にぶら下がった各家庭、CATVの場合サービス提供エリア)」を隔離する、あるいは、
(2) 1台のパソコンを直結する場合にはファイアーウォールソフトを使用する、
のどちらかの方策を採り、その上で、ファイル共有で使用するポート(とりあえずは137〜139。理由・解説はこちらのページなどを参照ください)を閉めておくように設定します。
(なお、前者(1)の方だと、複数のパソコンを同時に接続できるメリットも出てきますので、こちらをおすすめします)。

しっかし、世間には、こういった点に気づいておられないユーザの方も少なからずおられるわけで、おっそろしい世界になってきましたね。

追記)こんな状況だからこそ、Windows XPにファイアウォール機能が搭載されている訳です。(2)のやりかたですね。
あれれ、そういえば、Mac OS Xってこの辺りどうなってましたかねえ。telnetなんか閉めとかないと大変なことになるかも。って、まだ、現時点ではユーザ数が少ないから問題にはならないか(笑)。

 

 

 

2001.11.28 ウイルス蔓延中。

ウイルスといっても、風邪のことではありませんで、コンピュータウイルスの話しです。

今週、新種ウィルス「W32.Badtrans.B@mm」てのが発見されましたが、あっというまに蔓延しておるようです。
ウイルス情報は、トレンドマイクロ社のこのページや、シマンテック社のこのページをみてください。

Windowsマシンに感染し、アドレス帳に載っているアドレスすべてにメールを送りつけることで繁殖してゆきます。.DOC.や. MP3.といった拡張子の含まれる添付ファイルがあれば、原因は.Badtrans.Bです。

基本的に、Winしか感染しないので、どうして、ここ< Mac.una Matata !! >で話題に取り上げる必要があるの、と思われるかもしれません。
ところが、...。

昨日、MacDTV.forumメーリングリストメンバーの方からこのウイルスメールを受信しました。当然、その方は、メーリングリストのアドレスを知っているわけで、メーリングリストにウイルスメールが送りつけられると、これは大変な事態になってしまいます。
そこで、その方を一時避難的に強制退会措置を執り、また、その方にウイルスに感染している旨お知らせしました。この速やかな措置のおかげで今もメーリングリストは無事であります。(ま、メーリングリスト管理者の仕事ってやつも、いくつもあるわけです)

また、今日、以前にメールを頂いたことのあるビデオ関連業者の方からも、このウイルスメールを受信しました。以前のメールで、電話番号を頂いていたので、電話でウイルスに感染している旨お知らせしときましたが、 その方、どうして電話で??、と不思議がっておられました。電話を差し上げることができたのは、以前に電話番号をお知らせいただいてたから、なんです(笑)。

ということで、Macをお使いのみなさんも、これを他山の石として、ウイルスチェックは怠りなく。

 

 

2001.11.21 秋のくだもの。

柿は日本の果物、和菓子の味がします。 洋ナシは洋菓子の味がしますね。

 

2001.11.20 わたしのお気に入り/DVD-RW

SuperDriveは、パイオニア社DVD-RドライブDVR-103のOEMですが、知られているようにDVR-103は、CD-R、CD-RW、DVD-R for Generalの読み書き(以上がアップル公式表明)の他にDVD-RWの読み書きにも対応しています。アップルのソフト、iTunes、DiscBurner、iDVDがDVD-RWに対応していないだけで、DVD-RWに対応したToast Tituniumといった焼きソフトを利用すれば、SuperDriveを使ってDVD-RWを読み書きする事ができます。

DVD-RWへ書き込む場合、目的としては、PCデータを書き込む場合、AVデータを書き込む場合の2通りがあります。

PCデータを書き込む、というのは、Macのファイルを記録しておく場合で、CD-RWやDVD-Rなんかとやりかたは一緒です。なにせDVD-「RW」ですので、DVD-「R」と異なり、ディスクを消去すればそのディスクを再使用できます。こういったPCデータ用途の場合、どちらかというと、DVD-RAMの方が便利かも知れませんが。

AVデータを書き出す場合。これは、DVD-Video RWそのものです。未だ、DVD-Rディスクが高価(アップルストアで5枚入り3600円)なので、試しにDVD-Rに焼いてみるという気軽さはありません(わたしの場合(笑))。そんなとき、DVD-RWなら、失敗しても再書き込みすればいいや、と割り切れますので、気楽です。DVD-RWは1枚千数百円といったところですから、イニシャルコストは掛かりますが、その分、再書き込みできる点はいいですね。

作成の観点からDVD-RW Videoを見ると。
DVD-RW Videoを作成するには、DVD Studio Pro(DVD-Videoオーサリング)とToast Titunium(DVD-RW書き込み)が必要です。DVD Studio Proを使って、オーサリングのイメージファイルをHDD上に作成し、Toast Tituniumに持ち込んでDVD-RWに焼く、という手順になります。このページでご紹介してます。残念ながら、iDVDは(DVD-RWに対応していないので)ダメです。

再生の観点からDVD-RW Videoを見ると。
家庭用のDVDプレーヤを見ますと、最近の機種は、DVD-Rには大抵対応して(いることになって)います。問題は、現状、DVD-RAMに対応しているメーカとDVD-RWに対応しているメーカーとの2陣営が存在していることです。DVD-RAMかDVD-RWか、現時点では、DVD-RWの方が買っているかな。DVD-RAM陣営の勇、Panasonic社のDVDプレーヤでも(DVD-RW対応は表明していないけれど)、店頭で試してみるとDVD-RWが掛かるものも存在していたりします(笑)(というか、Panasonicさんに感謝すべきですよねえ)。ま、家庭用DVDプレーヤでDVD-RWが掛かればもうけもの。DVD-RWは、制作段階の確認用、と割り切って、完成したらDVD-Rに焼く、というのが賢明でしょう。

ちなみに、わたしは、PDV-20というポータブル・液晶なしタイプのDVD-RW対応DVD-Videoプレーヤを使っています。小型なので持ち運びが楽。比較的低価格。という理由です。これを使って、作ったDVD-RW Videoの動作確認をTV上で行って、最終的にDVD-Rに焼く、こうやってDVDライフを楽しんでいます。

 

 

 

2001.11.13 

体調をくずしてしまい、MacDTV.comともども更新が途絶えております。

 

 

2001.11.08 動物、うそ、つかない

動物はうそをつかない、いいなあ。それに比べて人間は...、なんていいますが、とんでもない。
野生動物は病気のときも、元気なふりをして捕食者を欺きます。
うそというのは、人間も含め、生きる知恵なのかも知れません。

 
2001.11.07 Macな日々/昔のことぞ、しのばるる...

2001.10.12 Macな日々/レガシーMac救急隊出動にお伝えした、フロッピードライブが壊れてしまったOld Mac。更新のためのPowerMacが届きまして、晴れて引退です。

なにしろClassicからいきなりPowerMac G4 800Dualへ更新です。PowerMac対応の計測器ソフトなんてさほど重い処理はありませんがら、はっきりいってDual G4の性能を持て余しております(笑)。

それにしても、Sysytem 6 on Classicを覗くと、Mac OS 9とは別物ですねえ。進化してきたものとは思えない。Sysytem 6って、Mac OSよりもPalmなどのPDAに似ています。Classicは572×384サイズの小画面ということもあって、益々PDA的に見えます。ああ、この小画面だと、HyperCardが似合うなあ。MultiFinderじゃないし(アプリケーションは常時ひとつしか起動しない)。

こうしてみると、初期のmacって、やっぱり「アプリケーションプレーヤ」だったんですね。ある意味、「パーソナル」なコンピュータとはこういったものだったのではないかと、もう戻れない昔を振り返りながら、ため息(笑)。

 

 

 

2001.11.06 秋の夜長に...

「わたしの地中海史の知識って、新書〜と塩野七生さんの小説で組み立てられております...」、私も同じでありまする〜。読めば、過去の歴史を学ぶことは現在を生きるために必要なことだという説に頷けますね。歴史は過去の繰り返しプラスアルファで進化していることが良く分かりました。 @132
     かねねこさんの力本百之世界過去の日記より

全くですね。人間は大して進歩しないなあと悲観的に捉えてもよし、繰り返しながらも少しは進歩しているなあと楽観的に捉えてもよし。歴史はいろんなことを教えてくれます。

新書本の知識って、アカデミックに認定された「事実」や客観的な「出来事」をベースに記述されていますが、一方で、歴史って「生きた人間」が合理的行動だけでなく欲望や衝動で作ってきた訳で、こういう面では小説の表現力が必要だろうと思います。というわけで、新書と小説、という軟弱なもので教養としての歴史をたしなんでおります。

最近思うことは、歴史(=過去からの蓄積)の断絶、ということ。今日現在、同じ地球上で、19世紀と21世紀が戦争している、ってこともそうですが、これは、人間の集団(民族とか国家とか、=マクロ)のレベルでの出来事ですから、世界が不均衡に成長してしまった以上、これはこれで致し方ないのかも。
なぜ、世界が不均衡に成長したか、というマクロな視点も面白いことではありますが(「銃・鉄・病原体」なんて意欲的な書籍もありますが)
ここで
わたしが考えるのは、個人レベルでの歴史(=過去からの蓄積)の断絶、ともいうべきものです。例えば、同じ21世紀の日本に生きる人々の間でも、断絶はありそうですね。

例えば、わたしは、(本業の)生物学は21世紀の知識を持っていますが、化学になるとせいぜい20世紀後半の知識レベルで、物理学となると特殊相対性理論くらいですから20世紀初頭の知識しか持ち合わせていません。経済や法学、社会学などの人文科学分野ともなると極めてあやしいもので、たぶん18〜19世紀の知識しかしらないんじゃないかな、分野によっては紀元前のレベルかも。
まあ、どんな方でも、こういった偏りは普通でしょう。個人ごとに知識プロファイルが違っていて当然です。

さて、例えば、脳死問題や生命倫理、戦争、自然保護といった難しい問題を討論するとき、医学の専門家、法学の専門家、行政の専門家...、知識プロファイルが違っているそれぞれがそれぞれの立場で議論をしていて、果たして「妥当な見解」が見つかるのかどうか。
古代ローマでは、万能であること(軍人であると同時に、政治家、学者、宗教家...)が求められましたが、それは、各知識分野の進歩・蓄積は現代ほどでなかったから可能だった訳です。

各知識分野ごとに2000年以上の蓄積を収得しなくてはならない現代人って...。「物事」って果たして合意できるんでしょうか。
あるいは、こういった個人レベル(ミクロ)で解決を図ろうとする方法論自体が、果たして21世紀の今に合っているんでしょうか。

なんてことを、秋の夜長に想いを巡らしています。
(同じテーマで違った視点の話題については、たぶん続きます)

   

2001.11.05 iDVD 2 その1

やっぱり今日は、iDVD 2について、書かないわけにいかないでしょう。って、何を書けばいいのか。書ける部分はすでにiDVD 2特集で書いているのですが、まだまだ、本質を書いていない気がします。久しぶりに、「シロウトなわたし」(笑)に戻って、こんなに興奮できるソフトって珍しいです。そんなところをどう書いてよいのか...??

iMovie登場のときもすばらしい、とは思ったけど、DTVのいろんな作業の中で本当に必要な機能だけを抽出して、それをわかりやすく直感的な操作に昇華させるアップルはすばらしい、なんて評論家的なおどろきでした。
Final Cut Proも、クロウト筋のソフトなので、使っているうちに浸みてくる良さ、ですしねえ。

でも、iDVD 2のように、素朴に感動できるソフトもすごいです。

DTVライターもどき見習いが、「実際に触ってみてください。そしたら判ります」って書くのは、あきらかに失格なんですけど...(苦笑)。

   

 

 

2001.11.04 最近のMacDTV.com/メーリングリストへの返信方法

MacDTV.forum(メーリングリスト&掲示板)の10月分の過去ログをダウンロード可能な形にまとめておったのですが、話題がスレッド型にほんとうにまとめっているか確認するのに、思いの外苦労をします。.......→ Go !!

    

2001.11.03 想い巡らす日々

動物・自然ものも好きなわたしですが、文明・歴史ものも好きなわたしとしては、今夜TBS系で放映された「イタリア 3つの都市の物語」、北野武さんと塩野七生さんがホスト役ということで、楽しみにしていたのです。でも、いまひとつだったなあ。

わたしの地中海史の知識って、新書(講談社現代新書とか岩波新書など)と塩野七生さんの小説で組み立てられております...(笑)。

    

 


2001年9〜10月のMac.una Matata !!

 

2001年7〜8月のMac.una Matata !!

 

2001年6月以前のMac.una Matata !!

 


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