Mac.una Matata !!

2002年01月のMac.una Matata


 

2002.01.27 DTVライター見習いの日々、

来週明けは、玄光社刊PasoVi誌007号の締め切り。8ページもあるのに、まだできてなくて、ほんとに大丈夫か、わたし。

とりあえず、MacDTV.comトップページでやっているFinal Cut Pro 3 Day !!のご報告.シリーズは、しばらくお休みします。

 
 
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2002.01.25 今日のなんだかなあ/雪印

今週のなんだかなあ、は、なんといっても、雪印食品の牛肉すりかえですよねえ。ほんとに、なんだかなあ、としかいいようがありません。

一般消費者からの信用は全く失ってしまったし、もう終わりですね。あるいは、狂牛病につけこんで...といった視点もあるでしょう。

ここでは、そのほかに、企業としてのCapability(能力)という視点で見てみます。

雪印は食品メーカなので、先の食中毒事件で出てきたHACCP(ハサップ)というキーワードを思い出しましょう。HACCP、Hazard Analysis Critical Control Point Systemというのは、ここのページなどをご覧になるとよいのですが、この思想を食品製造業に当てはめてみると、製造工程中もっとも重要な工程・場所・作業はどれか、そこを特定し、モニタリングし、それを逐一記録しておく、というものです。
例えば殺菌工程は加工食品の生命線ですから、これを例にとると、高温高圧滅菌釜のなかで、最も温度が上がらない場所(例。釜の隅っこ)を特定し、そこにおかれたハムの一番中心部に温度センサーを入れます。で、その温度センサーの記録を残しておけば、仮に、食中毒が起こっても、殺菌工程の高温高圧釜の最も不利な場所(ワーストケース。この場合釜の隅っこにおかれたハムの一番真ん中の部分)で規定温度を下回ることがなかったことを記録に採っているのですから、「殺菌工程」に異常はなかったことが証明できます。
実際に、埼玉県でO-157 が疑われたとき、某ハムメーカは、このデータを保健所に示して、自社に掛けられた疑いは全くのシロだったことを自ら証明して見せた事例があります。企業としての義務を果たしているわけですが、同時にリスク回避もはかれているわけですね。

もちろん、釜の隅っこが最も温度が上がらない、ということを見つけだす作業・労力も必要ですし、使用する温度センサーが正しいのか日々校正する必要もあります。こんな労力(つまり、マンパワーとお金)をかけてでも管理をするかしないかは、やはり企業としての判断になるわけです。一見無駄金に投資する理解度、あるいは、それだけの労力(金銭、人員)が会社として支えきれるかの能力(Capability)も問われているわけです。
食中毒事件の頃の雪印は、企業として、そこんとこの理解がまったく欠けていたわけですね。第三者的にみると、雪印にはCapabilityがない、と判断せざるを得なかったわけです。だって、信じてくれといわれたって、自分で身の潔白を証明できない(する能力がない)法人なんものですもの。

食品産業でのHACCPの考え方は、ほかの産業でもあります。生命の安全という点で見ると、原子力産業(そういえば、バケツでウラン、も、自ら潔白を証明できてないわけですね)もそうですし、医薬品産業(GMP,GLP.GCPなどの遵守)もそうです。

   

食品産業における衛生管理のように、自分の業種に直結する事項の管理というのは、比較的重要性が認識されやすいです。ところが、今や企業市民としては、もっとほかの事項も求められています。

例えば、環境。ISO14000でおなじみですね。

例えば、企業倫理。アイビーエム社のビジネス・コンダクト・ガイドラインなどが有名ですが、我が社のビジネスにおける行動規範は「遵法でフェアなんですよ」と示すルールやシステムも用意・実行されてなくてはなりません。例えば、雪印食品の牛肉すりかえ事件でも、「たとえ、上司の命令でも、違法行為は拒否します」という実に当たり前のことが、会社の行動規範として明示されており、システム化(例えば、二段上の上司への通告システムなど)がなされていれば、今回の事件は起こらなかったわけです。
これも、システム化には労力が必要ですし、理解も必要です。こういう点でも、雪印にはCapability(能力)がなかった訳ですね(第三者的には、そう判断せざるを得ない)。たとえ、たくさんのまじめな社員さんが日々がんばっているとしても、企業(法人)にCapabilityがないのなら、残念ながら、退場して頂くしかないようです。

結局、高度化した産業社会では、あらゆる面で、先述のような対応は当然のこととして必要であり(ここに達していないならば、その時点で失格とされてしまう。雪印やバケツにウランは)、
その上で、そのシステムを遵守していたのになぜそれをすり抜けて事故は起こってしまったのか、このときの過失がどう、という、そこを問われる議論になるわけです。

  

今時、あまりになんだかなあ、な会社なので、こんなことを考えてしまいました。いちおう、わたしも産業人なので(笑)。

 

 

 

2002.01.22 勝手な予想屋

なんだ、今度のPowerMac G4って、1GHzまでなんじゃない。QuickSilver とロジックボードも一緒なのね。USB2くらいはつけてほしいけど。

考えてみると、GigaBitがDualを含め400,450,500MHz、DigitalAudioが533,677,733MHz、QuickSilverが733,800Dual,867MHz、でしたから、一気に1.2〜1.4GHはあり得ませんよねえ、冷静に見れば。

QuickSilverが733,800Dual,867MHzだったから、,867MHz〜1GHzが順当なところかな。これじゃPowerMac G5なんてネーミング、望むべくもありませんね。

 

2002.01.21 最近のMacDTV.com/FCP 3 Day !!、終了。

Final Cut Pro 3 Day!!、無事、終了いたしました。会場にお越しになったみなさん、生中継をご覧になった皆さん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。

 

 

 

2002.01.15 今日の不思議/自動改札機

JR東日本では、昨年末から首都圏で、SuicaというICカード定期券orプリペイドカードを始めました。改札口でタッチするだけでよい、というのはことのほか便利ですね。ただ、Suicaプリペイドカードは、チャージ(入金)しないといけないのはちと不便。

まあ、それはともかく、ICカードの原理は判りますが、不思議なのは、新幹線の改札口のように、特急券と乗車券を「2枚重ねて投入する」もの。
これって、磁気ヘッドが裏表両方にあるんでしょうか。たぶん、そうなのでしょうが、こちらの方がICカードよりよっぽど驚きです。

そういえば、磁気カード式セキュリティシステムの開発を担当していた知人の話ですが。

システムがおおむね完成したから、全社員(各地方の支店勤務)1000名おのおのにカードを郵送したあと、バグが発覚しちゃったもので、どうしようか発注元のシステム担当者とも相談したあげく、「カードリーダーで何らかの情報が読みとれるカードならOK」というアルゴリズムに変更してしまったそうな。これって、例えば銀行のカードでもOKになるはず、ということですから、いうまでもなくなんのセキュリティ確保もなされてません。
次のバージョンアップのタイミングに、新規カードを発送し直して事なきを得たとか。

知らぬはユーザばかりなり、というトホホな話しでしたが、時効だから許してね、と、知人は笑い話にしておりました。でも、そんなんでいいのか??

 

2002.01.14 今日のなんだかなあ/ココロが求めてる

コカコーラの宣伝、桑田さんの顔写真とともに、

  その瞬間 突然 無性に どうしても。
   --ココロが求めてる-- CokaCola

って、完全に中毒になってるってことで、アブナくないですか?? ココロがっていうより、体が依存症(=中毒)になっているんじゃ(笑)・

まあ、上段はさておき、コーラって、習慣になりがちな奇妙な飲み物ですね。わたし、日本国内ではたいしておいしいとは思わないですが、海外だとどうしてこんなにおいしいんだろ、と思ってしまいます。まあ、ろくな国にいかないので(辺境ばっかり)、食事もまともじゃないから、単純に「甘いもの」を体が欲しているだけなのかも。

 

 

 

2002.01.13 Macな日々/デジタルハブ

MacWireの記事Apple担当者が語る - iPhotoはMac OS 9には移植されないで、Apple担当者のJohn Santora氏が、

iPhotoはCocoaで開発され,Mac OS XのQuartzグラフィックをフルに活用しているから,Mac OS X専用なのだ。MacOS 9.x版の予定はない

と語ったそうな。これはこれでいいのですが、一方で、

Santora氏は,このアプリケーションによってAppleのデジタルハブ構想は完結したと語る。

ってのは、どうかと。ご冗談でしょう。これでデジタルハブってか??

まだ、iTV(TVのHDD録画)、iPhone(インターネットテレフォニー、ビデオ会議、携帯電話管理...)、といった辺りが全く手つかずですよ〜。

 

2002.01.12 今日のなんだかなあ/MACLIFE閉刊

引き続き、MACLIFE閉刊ネタですが。

いわずもがなですが...。
MACLIFE誌の日本Mac界への貢献、はいうまでもありません。また、MACLIFE誌に携わって来た個々の方々にとっては「創作の場」を失う訳で、この点についてもご同情を禁じ得ません。read more...

 

 

 

2002.01.11 今日のなんだかなあ/MACLIFE閉刊

MacWireの記事エクシードプレスの業務停止に伴いMACLIFEが廃刊へ,2001年末号が最終号ってなに?? うっそー。read more...

 

2002.01.10 今日のなんだかなあ/ワン切りSPAM

2001.12.27 今日のなんだかなあ/ワン切りSPAMこのでお伝えしたこのネタですが、わたしの携帯にいくつか来ますねえ。

今日ワン切りされたのは、03-3444-6555からの着信でした(笑)。

 

 

2002.01.05 Mac World Expo Expo..

日本時間1月8日午前2時からの基調講演、楽しみですね。

夜更けまでわくわくしながら待つ、ってのは、わたし的には、獅子座流星群(2001.11.19 2年前のかたき...)以来です(笑)。

 

 

 

2002.01.04 わたしのあしあと/アフリカ話し

え、なになに、アフリカ話しですか??→FCP Unoffcial 2002.01.04。キーワードに反応してしまいましたが、なんだちがうのかあ。

確かに、昨年はMac World Expo Tokyoの前日まで、タンザニアに行っておりました。みなさまにユーザグループブースをお願いして。でもまあ、アフリカ行きは毎年のことだし、タイミングが悪かったということで、ご容赦頂きたいなあと。

ちなみに、今年は西アフリカ(サハラ砂漠辺り)を狙っております。懲りないですねえ。

 

2002.01.03 今日のなんだかなあ

昨年の人口動向によれば、離婚が増加しているとのことで。
おきまりの表現ですが「1分49秒に1組が離婚している」とのことなのですが、 その新聞記事のサブタイトルが「はじめて2分を切る」って書いてあるのですが、2分を切ることになにか意味があるわけ??(笑)。

まあ、「東京ドーム●●個分」と言った形骸化した表現同様、なんだかなあですね(笑)。

 

 

 

2002.01.02 Macな日々/iPod

せっかく買ったんだし、せっせとCDをアーカイブ化しましたら、900曲あまりでもう満タンになりました。えー、もっと入れたいCDがあるのになあ。(なお、クラシックは、iPodで聞く必然性がありませんので、入れてませんけど)

カーステレオがわりにするのは、非常に便利ですね。iPodの音声出力をカセットテープ挿入口に吸わせてタイプのアダプタを使って、カーステレオに送ってます。
CDチェンジャーでも6枚入りカートリッジに6枚くらしか入らないことを考えると、CDアーカイブごとiPodで持ち歩く、というのはお手軽です。また、CDチェンジャーだと、夏場の社内ではCDの劣化が不安なので、社内持ち込みはCD-Rに焼いていたのですけど、この手間も要らず。
iPod、カーステレオがわりにはもってこいです。

 

2002.01.01 温泉な日々/ただいま

帰ってきましたが、さすがに温泉4泊だと、飽きました。

去年はアラスカにオーロラを見に行って来たんですが、今年は近場の温泉と相成りました。世界的にも、今年は「巣ごもりクリスマス〜New Year」といった景気動向だそうですが、なぜか、我が家もそれに乗ってしまいました。

 

 


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