Mac.una Matata !!

2002年02月のMac.una Matata


 

2002.02.28 今日のいらっしゃいませ、ありがとう

しばらくウケて笑いころげていたかねねこ。 力本百之世界のかねねこさん、どうぞお大事に。

ワッハッハー!久々の塩30キロ! Mac初心のココロだあの石田正晴さん、お届けもの、お待ちしております。

 

 

 
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2002.02.26 ソフトは買うものか?

ソフトは買うものか?、と問うても、「ソフトは不法コピーするもの」という答えを導きたいのではありません、もちろん。市販ソフトは、正規に購入するものです。

大多数のパソコンユーザにとって、ソフトを買ってまで自分のパソコンの能力を引き出したいと思っているか、ってことです。この辺がバンドルソフトてんこもりのプレインストールパソコン全盛である理由でもあるのでしょうが。

むかし、ワープロ専用機が人気がありましたが、メーカのオプションソフトで「表計算ソフト」「なんとかソフト」フロッピーが別売りされてましたけど、市販のパソコンソフトってあんな風に見えているのかなあ。あったら便利そうだけど、お金を出すまでのことはないなあ、といった感じ。

もちろん、パソコン・OS・アプリケーションソフトって概念を理解していない、ってことが根本にあるのでしょうね。だって、家電はソフトとハードなんて一体化しているわけで、パソコンのほかにこんな変な工業製品はないわけです。炊飯器・炊き込みご飯用別売りプログラムフロッピー、洗濯機・ウール洗い用ソフトなんて売っていたら、大笑いだなあ。

そういえば、ミシンなんかは、刺繍用データは別売りされてますね。もちろん、電子楽器の類いも。こうしてみると、趣味的な楽しみを目的とした製品は、別売りソフトで楽しさ倍増、という戦略が採れるわけです。

パソコンにもパソコン趣味の楽しみ、道具としてパソコンを使いこなす楽しみ、というのは間違いなくあるわけですが、一方で、大半のパソコンユーザは趣味としてパソコンを使いたいわけではない、あくまでも" ユーザ " なんでしょうね。

なんてことを、ウインドウズパソコンの" ユーザ " である、我が家族を見ながら、Mac趣味のわたしは思うのでした。

 

2002.02.25 緊急IT化対応訓練

今朝、出勤中、コンピュータ系専門学校の店先に、「東京都●●局 緊急IT化対応訓練」なる看板が。おそらく、この専門学校に、都職員さんのIT講習会を委託しているんだろうな、とは思うのですが、でも。

IT化対応、とはなに??。しかも、緊急、ときているし。訓練、ということばも物々しいなあ、と思いますよね。普通は、講習会、といった言葉だろうに。

緊急IT化対応訓練、ともなると、「都の情報システムにハッキング。それを迎え撃つIT担当者。秒刻みの息詰まる攻防」みたいなイメージがあるのですが。あるいは、「メールサーバ(MS Exchange Server)のセキュリティホールを突かれて、ウイルスメールを発信し続けている。しかも、Dos攻撃もしてしまっているので、他のサイトの管理者から苦情殺到」とかね(笑)。
緊急IT化対応訓練、といいながら、WORDの使い方、とか、メールを出してみましょう、だったりすると、怒るぞ(笑)。

なんてことを考えながら会社に着きますと、机の上に「部門サーバ(Windows 2000サーバ)が落ちているようです。対応願います」の文字が...。えーん。
今現在、ベンダーさんの即日サポートを受けても。いまだ復旧してません。ボードが逝かれたみたいです。RAIDもフルバックアップもあるのでデータ喪失はありませんが、でも、サーバが使えないと、みなさん仕事になりません。

 

 

 

2002.02.24 温泉な日々

久しぶりの温泉で、完全オフ。やっぱり、いい宿にちゃんとしたお金(笑)を払うと、やっぱりいいわあ。年末年始のお宿は、たいしたことないのに正月特別料金をぼったくられましたから、不満たらたらでしたが。

 

2002.02.23 温泉な日々

好きですねえ、また、温泉の日々です。

 

 

 

2002.02.23 今日のなんだかなあ/マイクロソフトの広告

X-BOXも昨日から発売になったようで、生ゲイツみたさに、朝から並んだ方もおられたそうで。
前宣伝のために、X-BOXと大書きしたバスが都内も走ってましたねえ。そういえば、夜の9時ちょっと前のNHKの天気予報ではいつも渋谷の夜景が映るのですが、ちょうどタイミング良くX-BOXバスがTVの画面の中に...。これ、タイミングを狙ってませんかねえ...??(笑)。狙っていたとしたら、さすがマイクロソフト、というべきか...。

それにしても、ねらいのわからないマイクロソフトの広告もあって。鉄道専門誌の背表紙に、MS ..... Simulatorの文字が。鉄道ファンのための雑誌だから、ああ、電車の運転士気分を楽しむ、トレインシミュレータなんだろな、とよくみたら、MS フライトシミュレータ..!?!?。なぜに、鉄道雑誌に...??。どうも、この広告のねらいがわからない...(笑)。

 

2002.02.22 オリンピックな日々

まだやってたんかい、オリンピックといったかんじの毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

わたしは、朝、TVのタイマーで目覚めるのですが、通常ですと、天気予想が始まったからもう起きなきゃ(でも布団から出たくないなあ、ぐずぐず...)、交通情報が始まったら飛び起きないともう間に合わない、なんてTV番組の進行状況で時間経過を把握していたものですから、オリンピック期間だとこのリズムが崩れて困ります(笑)。

それにしても、今回のソルトレークオリンピックは、日本の深夜に競技開始、というのがうまくないですね。
なにせ、朝起きるとTVでこれでもか、とハイライトを流してますので、帰宅してからじっくり見よぉ、としても、どこかしら(朝のTVニュースやら、出勤帰りのスポーツ新聞)、誰かしらから結果が目に入ってしまう。これでは、わくわく感がありません。結果のわかったスポーツほど面白くないものはないですからねえ。

 

 

 

2002.02.21 Mac OS Xのアップデート

昨日の記事に、Studio-Orcaのみついやすひろさんからすかさず突っ込みが入りまして、

でも、例えば、QuickSliver 2002のMacOS XのインストールCDって10.1.2がインストールされますよね?佐藤さんの事だからMac OS Xに移行する頃(1GHzがラインナップの一番下になった頃かなぁ)には、また新しいMac買っちゃってご心配は杞憂に終わるのでは?(笑)

って、するどい。見抜かれている気がする(笑)。

 

2002.02.20 Mac OS Xのアップデート

本日、ソフトウェアアップデート経由で、Mac OS X 10.1.3が公開された様ですね。通常、Mac OS Xを使っていませんので、わたしはまだ確かめてませんけど。

Mac OS Xを使わない/使えない理由は、Eudora、Dreamweaver、PhotoshopがMac OS Xに対応していない、というところが多いですが、そのほかにも、アップデートのやり方がめんどくさい、というのもあります。

ご存じのとおり、Mac OS Xの完成度は今ひとつなので、さまざまなユーティリティソフトをお試しのことと思います、わたしもそうです。ですが、安定したDTV作業なり、雑誌記事のための製品レビューなどのためには、プレーンなシステムにそのソフトだけをインストールすることが原則です。ですので、HDD初期化から新規インストールをする、というのは、たびたび行わなければならない作業なんです。

そんなわけで、つい先日もHDD初期化から新規インストールをする機会があったのですが、もう、ほんとに根を上げてしまいました。例えば、Mac OS X自体のアップデートだけでも、
まず、Mac OS X10.0 CDからインストールして、ユーザー登録して(めんどくさいのに、住所氏名、電話番号まで入力しなきゃならない...)、そのあと、Mac OS X 10.1 Update CDからアップデートを掛けます。(内部的には新規インストールに等しいことをやっているのにぃ)
そのあと、10.1.2にするために、Mac OS X 10.1.2統合アップデート (10.1→10.1.2へ一気にアップデート)をインストールしなきゃならないのですが、このアップデートをかけるためには、ソフトウェアアップデータ(こんな名前だったかな)自身を新規バージョンにアップデート掛けなくちゃならなくって、10.1.2になったら、Security Updateを掛けないと...。これじゃ、WindowsのSP(サービスパック)地獄、とおんなじだあ。

これだけ掛けて、ようやくMac OS X自体の準備が終わっただけで、このあと各アプリケーションのインストールが待っています。

例えば、iDVD 2なんかは(実体が新規インストールなのでiDVD 1がなくても)新規インストールできますが、それでも、そのあと、ソフトウェアアップデートから、iDVD 2.0.5アップデータを掛けなくちゃいけません。

こんな風にフルインストールが可能なソフトは、まだ簡単です。でも、わたしはFinal Cut Pro 3やAfterEffects 5.5 、Illustrator 10などの既ユーザなので、Update CDからインストールすることになるのですが、こんな場合は、前バーションの存在を教えてやらねば、当然アップデートが開始できません。でも、今回のように、Mac OS X専用ボリュームを作って、ここにシステムから新規インストールする場合には、Mac OS X専用ボリュームのClassic環境に一旦旧バージョンをインストールしてやらないといけない....。
これは、なんとかならないものかと思います。このめんどくささに呆れて、せっかくMac OS Xにも対応したFinal Cut Pro 3もAfterEffects 5.5もMac OS 9で使ってます。

まあ、これを機会に、フルインストール版CDに実費+いくらかで交換してくれるサービスをしてくれないですかねえ。今後、Mac OS Xに移行しないといけない時期が確実に来ると思いますが、このとき、これだけ煩雑なアップデート作業が待っているとなると、今から憂鬱です。

 

 

 

2002.02.19 雑誌受難の時代

毎月18日は、Mac雑誌の発売日。MACPOWER誌、MACLIFE誌とも92年以来買い続けています。まあ、MACLIFE誌はお亡くなりになってしまいましたが。昨日、POWERMAC誌を例によって購入しましたが、今月は新iMac(FlatPanel)特集。えー、iMacってずいぶん前のような気がする(笑)(1月初旬発表)。よくみると、新PowerMac G4 (QuickSilver2002)も2ページしか掲載されていない。こちらは、発表が1月下旬だったんで、2ページ盛り込むだけでも大わらわだったんでしょうが。でも、それにしても、これもずいぶん前の話しだったような気がするなあ。

今のように、ネット経由でニュースや解説記事が、しかも無料で入手できるとなると、雑誌というメディアは生きにくい時代ですね。
速報性では最大1ヶ月のタイムラグは致命的だし、つっこんだ解説もネットで読めますし。結局、「まとまった量」の記事を「紙の上」で読める、といういわゆる「読書」の楽しみしか残っていない訳ですからね。情報性が(ネットに比べると相対的に)落ちてきた以上、残りは、紙をぱらぱらとめくって、関係ない内容の記事を読んでみたらおもしろかったり、という「読書の楽しみ」しか残らない訳です。

考えてみるに、今のパソコン雑誌の内容だと、
● ニュース系サイトがもっとパワーアップすること:解説的要素を充実させ、まとまった分量の特集記事(誌面で20ページ分くらい)を用意する
● 印刷して読むこともできるようにレイアウトすること:印刷して読むことも考慮して、htmlではなく、PDFでページレイアウトしておく。大半はWeb上で読んで済ますが、気の向いた記事だけ印刷して読むようにする。印刷して読めるようにすることで、「読書」の楽しみも満たすこともできる
といったやり方で充分となってしまいますね。
その際の収入は、広告(PDFのページの下1/4とか)であげることになるのでしょうか。印刷機能を利用するために会員制にする、というのもありえますかね。

こんなことを考えたのは、わたしは、パソコン雑誌の縮刷版CD-ROMをよく使うからかもしれませんね。

 

2002.02.18 バイオ研究者の日々もしくは、Macな日々。
アカデミック分野でのMac OS X

忙しくしている間に、Appleからこんなプレスリリースが。
アップル、タンパク質およびDNAの配列検索を大幅に高速化するApple/Genentech BLASTをバイオメディカル業界に向けて発表

関係ない方には関係ないでしょうけど、バイオ研究者の日々としては、興味しんしんでした。

BLASTというは、DNAの塩基配列からタンパク質アミノ酸配列を割り出したり、すでに見つけている既知の配列との相同性(ホモロジー)を計算したりするための学術ソフトウェアです。こんなソフトを使用して、自分が見つけたDNA塩基配列(の断片)が、どんなタンパク質の設計図なのかを見つける訳ですね。
ホモロジーサーチといえば、わたしも大学院で、ゾウリムシからほ乳類までの幅広い動物種からカルシウム結合タンパク質を抽出してきて、その配列の「似ている程度の大小」(ホモロジー)で進化の系統樹を描く、といった研究にも携わっていたことがあります。そのころは、PC98のN88-Basicでホモロジーサーチプログラムを書いてました(笑)。今から思うと笑っちゃいますけど、今回のアップルの発表でそんな懐かしいことを思い出しました。

Genentechという会社は、住所が何しろSouth San Franciscoの1 DNA Way(DNA通り(笑))というくらい、典型的な米西海岸なバイオベンチャーです。といっても今年で25周年ですから、ベンチャーの「老舗」(笑)ですね。バイオベンチャーの中でも成功している企業のひとつです(実は、わたしの勤務先もGenentechを提携関係があったりします)。
開発したのは、Stanford大Prof. David Botsteinの遺伝学教室ですが、なにせGenetech社とStanford大はshort driven distanceな地理関係なので、きっとなんらかの協同研究してるんでしょうね。こんな風にGenentech社 - Stanford大の関係はわかりますが、でもなんでAppleと関係があるのかな、と調べてみますと、Genentech社CEO兼Chairman of the Board of Directors(取締役会議長)のDr. Levinsonは、Apple社のBoard of Directors(取締役会)のメンバーでもあるんですね。この辺のつながりなんでしょうか。

ま、なんにしても、G4のVelosity Engineのマトリックス(行列)演算処理を活かすと、BLASTなどに効果的なことはいうまでもありません。Mac OS XがUNIXベースなだけに、UNIXオリジンな学術ソフトが続々Mac界に参入しやすいのでしょう。
例えば、Mac OS Xに移植されたPyMOL(タンパク質の結晶構造解析ソフト)の例も紹介されています。
まあ、いずれ、このソフトで、狂牛病の病原タンパク質であるプリオンの構造をお目にかけましょう(笑)。

そういう意味で、アカデミック分野でもMac OS Xというのは、注目されているのですよ。
ただし、手放しに喜べないこともあって、例えば、計測器ソフトもMac OS X版は出てませんねえ。例えば、Perkinson Elmer社やApllied Biosystem社なんかもMac OS 9版はありますが、たぶんmac OS X版は出ないでしょう。Win版のみになってしまいました。
また、オープンソースという点も、企業ユーザの場合、少々高くても出来合のソフトウェアを購入しちゃいます(すでに大抵Win NTベースになってしまいました)。あんまり、オープンソースってのは企業ユーザにはアピールしないのよねえ。

ということで、Mac OS X、アカデミック分野でも安穏としていられない状況でもありますが、がんばっていただきたいものです。

 

 

 

2002.02.17 

うーむ、半月近くも更新が滞ってしまいました。お立ち寄りくださった方々には申し訳ありません。なにせ、本業が厳しすぎたんです。

でもまあ、しばらくはこんなこともなさそうだし、ぼちぼち更新をはじめましょうかねえ。

 


2002年01月のMac.una Matata !!

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