Mac.una Matata !! 2002年10月のMac.una Matata |
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昨日、Goggleで[システム環境設定][スピーチ][増える]で検索なさった方、いらっしゃいませ。グッドタイミングでした。 なんだ、この珍現象、うちだけじゃなかったんだ。まあ、うちでは、PowerMac 2台、PowerBook1台で起こってますので、再現性はあるようなのですけれど。 ちなみに、昨日消したはずのスピーチアイコン、[その他]カテゴリーでまた増殖をはじめました...(笑)。
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昨日ネタにした増殖するスピーチですが(2002.10.22 今日のなんだかなあ/増殖するスピーチ)、うっとおしいので、消すことにしました。 system/library/PreferencePanesに入っている[Speech.prefPane]がスピーチの実態なので、このファイル(実はアプリケーションパッケージ)を別の場所に移動します。この操作はroot権限で行わないといけません。rootでの作業が面倒ならば、Mac
OS 9で起動してMac OS 9のFinderで操作するって手もありますが...。 続いて、また、[Speech.prefPane]を本来の置き場であるsystem/library/PreferencePanesに戻します。そして、再起動すると、本来のとおり、スピーチアイコンは、[システム]カテゴリーにひとつだけが表示されます。 あー、うっとおしかった...。でも、なんか憎めない笑える珍現象でした。さて、また、再発するのを楽しみに...(笑)。
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2002.10.07 今日のなんだかなあ/スピーチで書いたように、[システム環境設定]をのぞくと、本来[システム]のカテゴリにあるべき[スピーチ]が[その他]のカテゴリに侵略して増殖する、という珍現象に遭遇しています。 先日の現象はPowerBook G4での出来事だったのですが、今日PowerMac G4で見ても同様ですので、どうも再現性がある現象のようです。 >[スピーチ]がなんと増殖してる...(笑)。 なんて書いてしまったものだから..。なんと。ついに2段目に突入です(笑)。 こうなると、実害はないものの、うっとおしいったらありゃしない。そろそろ、なんとかトラブルシュートしましょうかねぇ。
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また、この代替策として、Mac OS X 10.1の場合フォルダウインドウのツールバーにゴミ箱を登録することができました。ゴミ箱を開き、ウインドウバーのゴミ箱アイコンをツールバーにoptionキーを押しながらドラッグアンドドロップすれば、ツールバー上にゴミ箱アイコンも表示されます。 ところが、これも、Mac OS X 10.2では無効になったようで、残念です。 と書きましたけど、フォルダツールバーにゴミ箱を登録する方法がわかりました。 まず、[ツールバーをカスタマイズ]画面で、[ムービー]アイコンをツールバーにドラッグアンドドロップします、ダミーとして。そして、[完了]ボタンを押します。 次に、各ユーザの[ホーム]→[ライブラリ]→[Preferences]フォルダにある[com.apple.finder.plist]ファイルを任意のテキストエディタで開きます。テキストエディタの検索機能を使って、[MOVI]という文字列を探し出します。この箇所は、 <dict> と表記されているはずですので、[MOVI]の部分を[TCAN]と書き直して、[com.apple.finder.plist]を保存してください。この後、システムを再起動(または、Finderを再起動して下さい。これで、OKです。 さて、ツールバーにおいたゴミ箱へファイルを捨てようとすると、結構頻繁に、こんなエラーが出現します。 まあ、OKボタンを押せば、ちゃんとゴミ箱に捨てるという動作自体は実行されるのですが、まあ、こんなエラーダイアログが出るのもうっとおしいことですねえ。実用的とはいえません。 まあ、こんなこともあって、Mac OS X 10.2からは簡単にはツールバーにゴミ箱を登録できないような措置が執られたのでしょうね。
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昨日より、@macサービスのうち、一部の@mac.comメールアドレスがトラブルを起こしているらしく、MacDTV.forumメーリングリストへの投稿に対し、 The following destination
addresses were unknown (please check なるエラーが出ています。計、18名様分。 無料アカウント終了に伴うメールアドレス消滅、という可能性もありますが、それだったらMacDTV.forumメーリングリストの規模だと数十通近いアドレスがエラーになるはずで、どうも先日Appleが公式に認めたネットワーク機材の障害、の線が濃厚です。 まあ、無料iTools時代の@mac.comもそうですし、YahooやLycos、MSN Hotmailなど主要どころの無料メールサービスもそうですが、メーリングリストの管理者をやってますわたしからすると、よくあんなに信頼性の低いものを使っていられるな、と思ってしまいます。頻繁にエラーが起きてることをメーリングリスト管理上実感していますからね。 まあ、匿名性、という別のメリットが無料メールにはありますが、でもね、エラーで返送されてきた内容を見ていると、転送先アドレスは管理者にわかちゃうことも多いんですよね、実は(笑)。だから、匿名性をいいことに、あんまりなことはなさらないことをおすすめします(笑)。 話しを@mac.comに戻すと、メールサービスで不着事故、なんて本質的に致命的です(ほかの大手プロバイダだったらこんなことって大ニュースになってしまうよねえ)。しかも、今度は有料なのだから、信頼性が低いことはなおさら許されないことです。それがこれじゃ、ブランド志向のAppleのサービスとしては、スタートからミソがついてしまいました。。
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京都で開催されている生化学会に来ています。 この手の学会では、お昼ご飯時に、研究機器メーカ主催のランチョンセミナーが開かれることが恒例です。セミナーといってもアカデミックな内容というよりも、どちらかというと、研究機器の宣伝/プロモーションといった意味合いの内容です。でも、タダ飯がもらえるので(笑)、参加することにしています。研究機器企業側とすれば、タダ飯で釣って宣伝を聞いてもらおう、という魂胆ですな。 タダ飯といっても、学会によってまちまちで、お医者さんの学会の場合非常に高価な場合が多いですし、そうじゃない学会の場合普通の弁当くらいなもんでしょうか。 さて、今年の生化学会でも、恒例のランチョンセミナーが開かれているわけですが、異常事態が起きました。 狭い会場じゃ足りなくなってしまい、結局わたしも中に入れなかったのですが、なんでも、やっぱりお弁当(300名様)はちゃんと出たようです...(笑)。ノーベル賞受賞者の講演で「お食事無料の講演」というのも珍しい...(笑)。 なお、これだけではノーベル賞受賞者に失礼?!なので、これとは別に、生化学会主催の特別講演(一般参加可)を同一午後に急遽開催されてました。こちらは、立派なホテルを会場としたようです。
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この3連休中は、(いつものような温泉の日々ではなくって)部屋の模様替えをしてました。というのも、PowerMac
G4 Mirrored Drive Doors 1.25GHzを据え付けるためです。 使っていないフラットベッドスキャナやフィルムスキャナ、ラベルプリンタ、ラジカセ(って死語ですよねえ)、HDDケースがやまほど、などなどが続々出てきまして、一旦掃除を始めるともうあとには引けないので気合いを入れ直すと、さらにソフトのパッケージの山が出てくるわ出てくるわ。雑誌のバックナンバーなんか見つけた日には、ついつい中身を読んじゃって進まないし...(笑)。1992年のMACPOWER誌なんてなつかしくって...。 よくもまあこのスペースに詰め込んでいたもんだ、と自分でも感心してしまいました。 結局、丸3日間、大騒ぎを続けた末に、PowerMac G4 733は里子にもらわれてゆきました。
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昨日2002.10.10
Bio研究者の日々/ノーベル賞でふれた「MS」とは、もちろん、Microsoftのことではございません(笑)。 うちの勤務先にもMSはいっぱいあるのですが、この装置の設置してある場所を「MS席」と呼んでいます。「あいつ、どこいった??」「MS席でデータ解析しているんじゃないですかねえ」てな具合。 マス席というと、国技館みたいですネ。
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Shimadzuの田中さん、ノーベル化学賞の受賞、おめでとうございます。 わたしも、MALDI TOF-MS(御社の製品ではないのですが(笑))を利用させていただいております。 まあ、MSというと、同時受賞されたフェン教授のESI-MSの方がポピュラーなことは事実ですが、用途・向き不向きがあるので、同時受賞というのはもっともなことですね。 企業研究者もみな、刺激を受けて燃えております。
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Mac OS Xでは、いうまでもなくゴミ箱がDock上にあります。 DeskTop上にゴミ箱があったMac OS 9の場合、ウインドウで画面が埋まっていると、DeskTop(のゴミ箱アイコン)が隠れて見えない、なんてこともありましたから、Dock上にゴミ箱を持ってきた、というのに一理あります。 まあどうしてもDeskTopにゴミ箱を置きたかったら、DragThingの[デスクトップにゴミ箱を表示]という機能 を使ってもいいですしね。 ただ、ですねえ。Dockの仕切線よりあと(最小化したファイル置き場)にゴミ箱があるので、ゴミ箱に捨てようとマウスドロップしたら間違ってDockに登録してしまった、 |
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なんてことになるのです。これはなんとかならないかなあ。
また、汎用するフォルダ内には、ゴミ箱のエイリアスを置きたいですねえ。 裏技的には、Mac OS Xのゴミ箱の実体は各ボリューム直下にある.Trashなので、これのエイリアスを作ればよさそうですが、不可視属性でしかも所有者がrootなので、おいそれと手を出せません。 また、この代替策として、Mac OS X 10.1の場合フォルダウインドウのツールバーにゴミ箱を登録することができました。ゴミ箱を開き、ウインドウバーのゴミ箱アイコンをツールバーにoptionキーを押しながらドラッグアンドドロップすれば、ツールバー上にゴミ箱アイコンも表示されます。 ところが、これも、Mac OS X 10.2では無効になったようで、残念です。
まあ、Finder上で、コンテキストメニューの[ゴミ箱に入れる]を実行するか、 Command+Deleteキーを押すかすれば、 ゴミ箱が見えようと見えまいとファイルを捨てることができるので、これでなんとかしてますが。たぶん、開発者もこうやって捨てているから、前述のような不便を認識していないのでしょうね。
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2002.10.08 Macな日々/Mirrored Drive Doors 1.25GHz PowerMac G4 Mirrored Drive Doorsでは、CD/DVDドライブの開閉がApple Proキーボード上(のEjectキー)で行うことになっています。 これまでの機種も、イジェクト操作はEjectキーでも行うことができましたが、一方で、ドライブドアのボタンを押したら開き、メディアトレーを軽く押せばローディングされドライブドアも閉まる、と、キーボードがなくとも、本体側で手動操作も可能でした。 あけるときには、もちろんメディアがマウントされている場合にはゴミ箱に捨てればイジェクト(=ドアが開く)できます。しかし、ドライブが空の状態では、このマウス操作は意味ありませんので、ドライブドアを開けるにはEjectキーを押すしか方法がありません。 まあ、キーボード上のEjectキーを押す、というのは、非常にエレガントで、Appleらしい感じはします。Ejectキーを押すと、デスクトップ上にEjectマークが半透明に浮かび上がるのもかっこいいですし。 しかしながら、なぜ、ここでこんなことをいうかというと....。 このキーボードには、Ejectキー自体が付いていないのです。 Ejectキーや音量キーは、Apple Proキーボードの場合、 テンキーのclear,=,/,*キーの上、F15キーの右に並んでいるのですが、 ごらんになっておわかりのとおり、Final Cut Pro専用キーボードには、テンキーのclear,=,/,*キーの上、F15キーの右には、なにもキーがありません(泣)、Num lock、caps lock、scroll lockの各インディケータが付いているだけ。 キー自体がないことには、Ejectキーを押しようがない、つまり、Final Cut Pro専用キーボードの他に、単にドライブドアの開閉のためだけにApple Proキーボードをつないでおかないといけない...(笑)。 MacのUSBキーボードは基本的に標準仕様に従っているので、通常のキーについては、USB接続のWindows用の一般的なキーボードも使えます。(一部キー割付けがずれることがありますが、これはソフトで解決可能)。 で、単にドライブドアの開閉の目的のだけにApple Proキーボードをつないでおく、というのもなんですので、いろいろ調べておりましたが、Ejectキーのアサインが特殊なことを示す技術資料が見つかったくらいで(笑)、あまり、妙案がなかったのですが、ちょうど同じ頃、ZDNet Mac: 2002年9月30日 ハマダのデジタルな日々:完全OS X化計画〜キーカスタムするのだに紹介されていたiJectの存在を知りました。 iJectは、もともと、前の機種でF12にイジェクトが割り当てられていたことがあって、これらの機種で各アプリケーションソフトで機能を割り当てられたF12キーを使えるようにするために、OSレベルでイジェクト機能をoption+F12に割り当て直す、というソフトです。今回、Mirrored Drive Doorsで使ってみると、見事、Final Cut Pro専用キーボードのoption+F12を押すとドライブドア(上段)が開閉できました。パチパチパチ(拍手)。 なお、F12というと、Final Cut
Pro 3の場合、外部モニタ出力のオンオフでおなじみのキーですが、これはCommand + F12だからバッティングしてません。また、幸運なことに、Shift
+ F12が外部ビデオフレーム、F12単独だとスーパーインポーズ、といったFinal Cut Pro 3のキーボードショートカットとはひとつもぶつかっていません。わざわざ、option+F12をさけてくれたかのようです。 ただ、もうひとつ心配は、ドライブベイ下段(スレーブ側)にドライブを増設した場合、option + Ejectキーに割り当てられている下段ドアの開閉ができるか、ってことなんですけど、これは試してみないとなんとも。
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2002.10.06 今日のなんだかなあ/Dreamweaver FCP Unofficialのぷれぷれさん、 >#Dreamwerverが固まってもシステムが落ちないって、OS Xっていいなぁ(爆)。 2002/10/6 ●FCPベンチ、プロジェクト作ってます より わたしは、文末に(涙)って入れたいところです。 その他、Dreamweaver MXでは全体的に挙動不審が続いてまして、たとえば、これ。 テキストエディタで文章を書いていてDreamweaver MXに切り替えたら、たしかにDreamweaver MXはアクティブになっているのに、テキストエディタのウインドウがフロントにいる...。 |
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しかも、この状態(テキストエディタのウインドウがフロント)のまま、Dreamweaverのウインドウ中にちゃんと入力できる...って??(笑)。 2002.08.31
今日のなんだかなあ/Macromediaから2002.09.06
今日のなんだかなあ/Macromedia
までで顛末で書いたとおり、Dreamweaverのアップデート申し込みで懲りたわたしとしては、あの時点でほかのソフトに乗り換えるんだったかな??。GoLiveとFreewayを使ってみたんですけど、Dreamweaverに劣らず「重い」ソフトに仕上がっていたので、まあいっかとDreamweaver
MXにしたんですけどね。
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2002.10.04 Macな日々/Mirrored Drive Doors 1.25GHz DTVな日々-Studio Orcaのみついさんからメールを頂きました。 >Mirrored Drive Doors、噂どおり五月蝿いみたいですね。 いやいや、わたしはそんな中でも寝ておりますが...(笑)。 >ところで たしかに、過去にそんな記事をよんだことがありますが、わたしが試してみる分には、Mac OS Xでも9でも変わらないみたいです。 Mac OS 9でもXでも、再起動直後は全開に回るが、すぐに回転数は落ちますし、ムービーの連続再生をしていると徐々にうるさくなってきますが、再生をやめるとしばらくすると、また静かになってきます。また、Deep Sleepさせると無音になります。 Mac OS 9でも、まともな回転数制御をしているようですね。
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2002.10.02 Mac OS Xな日々/ベンチマークテスト 2002.09.30 Mac OS Xな日々/ベンチマークテストでお知らせした、 皆が利用できて、しかも、だれがやっても同じ環境なら同じ結果が得られ、機種間・環境間で比較しても正しいような、マシンの基本的性能をみるためのベンチマーク 特に、DTVならば、Diskの読み書き性能を調べたいですよねえ。 Disk Performanceベンチマークについて、IOzoneをMacDTV.comでご紹介しました。コマンドラインなのでとっつきにくいと思われるかもしれませんが。 まあ、このあたり、UNIXベースのMac OS Xならでは、といえますね。Mac OS 9にはなかった、新たな魅力。
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2002.10.01 Mac OS Xな日々/アップグレード版のインストール PowerMac G4 733 Digital Audioからの移行をせっせと進めております。 まず、純正の120GB HDDのパーテーションの切り直しから始めましょう。せっかくのプレインストールなのですが、ろくにHDDから起動することなく(笑)、パーテーションの切り直しと相成ります。 インストール作業もMac OS Xをいれただけじゃだめで、Software Restore CD(4枚)を実行しないと、Mac OS 9やSnapz、Graphic ConvarterなどMac OS X用バンドルソフトがインストールされません。また。SuperDrive搭載機なので、iDVDをインストールするのにも、Software Restoreが必要です。 でも、とりあえず、Final Cut Proが使いたいので、Software Restoreの前に、Final Cut Proを入れることにしましょう。Mac OS 9インストールの状態で、ちょっと試したいことがありまして。 と、いうのも、来年からはMac OS 9からの起動はサポートされないとアップルからアナウンスされているので、新機種を購入したFinal Cut Pro1.2.1や2からのアップグレードユーザは、ほんとにFinal Cut Proをインストールできるんだろうか、と疑問に思ったからです。確かめようと思ったわけですね。 わたしは、1.2.1からのアップグレードユーザですが、まずは、Final Cut Pro 3 Upgrade CDをいきなり入れてみましょう。案の定エラーが出ます。 それはそうだろうな、と思いまして、すなおに、Software Restoreで、Mac OS 9をインストールすることにします。 ただ、この工程を、Mac OS X Boot Onlyな新機種環境で可能なのか、とも思いますが。 しかし、Mac OS 9をインストールしただけでは、ダメで、 前のバージョンのFinal Cut Proがありませんよ、と尋ねてきます。なにしろ、Final Cut Pro 3 Upgrade CDなのですから、これは当然のことではあります。で、前バージョンのFinal Cut ProをMac OS X Boot Onlyな環境で新規インストールすることにしましょう。 Final Cut Pro1.2.1 CDを挿入し、インストーラ(Mac OS 9用)を実行します。インストーラはMac OS 9用なので、Classic環境が立ち上がりますが、これは成功しました。 [再起動]ボタンを押すと、Classic環境が再起動され、終わると、ちゃんとHDD上にFinal Cut Proがインストールされています。 では、Final Cut Pro(Ver. 1.2.1)を実行してみましょう。ところが、 こんなエラーが出てしまって、起動しません。いったん起動してくれないと、シリアルナンバーが入力できないので、このままだと、先ほどのとおり、Final Cut Pro 3のアップデータではねられてしまいます。 結局、この時点で、Mac OS 9でブートされない来年の新機種へは、Final Cut Pro1.2.1、2からのアップグレードユーザはFinal Cut Pro 3をアップデートインストールできない、ということを意味しています。 なお、Mac OS XがインストールされたHDDのほか、今まで使っていた別のHDD(Mac OS 9版Final Cut Pro入り)をつないで持ってきた場合、いきなり、Final Cut Pro 3のアップデータを実行しても、はねられてしまいます。どうも、Desktopファイル(Mac OS 9)を利用して、旧Final Cut Proの場所を検出するようです。ですから、いったん、Classic環境を起動してあげる必要があるようです。 Mac OS 9用ソフトからのMac OS
Xアップグレードのやり方に関しては、たとえば、アドビ製品は、Final Cut Proのようなことにはなりません。 Final Cut Proのアップデートのやりかたは、ほかのソフト会社に比べても、特異、かつ、ユーザに不便で定評?!があります。 たとえば、Final Cut ProのCDはコピーできないとか。うーん、いまどき、という感もありますが、コピープロテクトするとかしないとかはメーカの勝手なので、これについてはとやかくいいますまい。問題は、「Final Cut ProのCDを破損した場合、新規に購入してくれ」とサポート窓口でとりあえず案内していることです(顛末は、MacDTV.forumの過去ログをご覧ください)。 あるいは、アップグレードユーザが、新規のインストールする場合もそうです。Mac OS 9環境のみで使う場合にも、Final Cut Pro 1.2か2を新規インストールし、シリアル番号を入力し、次に、Final Cut Pro 3 Update CDを使ってインストールし(この際、前述のように、旧Final Cut Proがインストールされているか、シリアル番号が入力されているか、を検出します)、さらに、 と尋ねてくる、念の入れよう。このあと、Final Cut Pro 3のシリアル番号を入れます。 繰り返しますが、コピープロテクトをどうしようと、メーカの勝手なので、ユーザ側としては、不便だ、ということ以外、とやかくいいますまい。 少なくとも、このままでは、Mac OS 9でブートされない来年の新機種へは、Final Cut Pro1.2.1、2からのアップグレードユーザはFinal Cut Pro 3をアップデートインストールできない、というお間抜けな事態におちいってしまうのは、目に見えています。 これについては、(もし、こんな事態になったら)文句をいう権利はありますよね。さてさて、来年以降どうなりますか。ある意味で楽しみです...って、意地が悪いかしらん(笑)。
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