作品を仕上げる
- Finishing -
これで、作品の99%は完成しました。仕上げをして、完成させましょう。
編集を仕上げる、とは、いろんな要素があります。思いつくまま、書いてゆきます。
作品全体を俯瞰して見てみるも必要です。
ありがちなのは、章立てがない(時系列順の「羅列」なだけ)、ある章だけ長い、等
また、細部の確認も必要です。
ビデオを何度も再生しながら、カットつなぎが自然かをチェックする
サウンドの調整
音量は大丈夫か、特に、現地音とBGMのMix具合は。
ビデオとサウンドのタイミングは合っているか(特に、短いカットを軽快につないだノリのよい作品)
ちょっと抽象的なことばかりになりましたが、こんなことをチェックしてみてください。ただ、100%満足な「完成品」である必要はありません。今日のところは、これでよし、としてもいいではありませんか。不満があれば、後日、さらに編集をして、より100%を目指せばよい、と割り切って。(後で、さらにビデオ編集を再開できるというのも、DTV(パソコンで行うビデオ編集のよいところです)
最後に、必要ならば、画面のクロップが行います。クロップとは、ビデオ画面のアスペクト比(横縦比)や、上下左右を削る(=不要な上下左右が映らないように、拡大する)ことです。例えば、ひとつの作品も、iPodでみる用、普通のTV(アスペクト比4:3)で見る用、HDTVで見る用など様々な用途があります(ワンソース・マルチパーパス)。こんな時は、用途に応じて、アスペクト比を変えます。また、上下左右に余分なものが写り込んでいるシーンは、クロップしてしまえばいいです。
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