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2002.07.10初稿

2009.11.08改訂

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[初級編]1-1-2. ビデオの表示.2
表示領域(セーフゾーン)と、オーバースキャン

DV編集をしていて、フレームの端の方にテロップを入れたら、TVに再生したときにテロップが欠けてしまった、という経験はありませんか。この理由は、(ムービーの場合には、画面上にフレーム全体が描画されるのですが(実に当たり前ですね))、
" A/Vビデオ"の世界ではTVでの表示の際に、フレームのうち上下左右約10%はTV画面の端に隠れてしまって映らないようになっているからです。こういう表示法をオーバースキャンといいます。

TVにはこんな風に映っているのだけれど...
   

実は、フレームの上下左右 約10%のエリアははみ出していて、映っていないのです。

 

つまり、オーバースキャンのせいで映らなくなる上下左右端の部分を見越して、編集の段階で中央付近約80%の範囲内にテロップを配置しなければならないということです。

この領域のことをセーフゾーン(safe zone。安全域)といいます。テロップ挿入や、2D、3DでのCG作成の際には、セーフゾーンを忘れないようにしましょう。

オーバースキャンがなされる例

従来のアナログTVで、ブラウン管のタイプは、すべてオーバースキャンされます。

一方、最新型のフルハイビジョンHDTVで、パネルが1920×1080のもの(ドット・バイ・ドット)では、オーバースキャンはなされません。つまり、編集で扱う1920×1020のフレームサイズが、端がカットされることなくそのまま映ります。

さて、その中間のTV(たとえば、パネルが1366×768の液晶HDTV等)は、オーバースキャンされるかされないかは、機種によってまちまちです。

TVによってまちまち、というのは、ビデオの作り手としては、ほんとに困ったものですが、世の中にオーバースキャンされるTVが存在する以上、編集の際にセーフゾーンを考慮しておくべきでしょう。

iMovieでの作業では、セーフゾーンに気をつけましょう。

なお、iMovieやiDVDの場合、普通に操作すれば、字幕やDVD-Videoのメニューなどは、ちゃんとセーフゾーンに入るようになっています。ただ、ピクチャ・イン・ピクチャの画像は、どこにも配置できますから、だからといってあまり端っこに配置しないように注意してくださいね。

なお、Final Cut Pro/Expressなどの本格的なDTVソフトならば、セーフゾーンの範囲の目安を表示させながら編集作業をすることができます。

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フレームサイズとアスペクト比、フレームレート

[初級編] ビデオの表示 .2
表示領域とオーバースキャン

[初級編] ビデオの表示 .3
ビデオの色、安全色


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[ 初級編 ]の目次

リニューアル前の[初級編]カバーストーリー iMovieとiDVDでDVD-Video作りはこちら。

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この記事のタイトル

[初級編]1-1-2. ビデオの表示.2 表示領域(セーフゾーン)と、オーバースキャン

この記事のURL

http://www.macdtv.com/GuideToDTV/beginners/01-01-2-SafeArea.html

更新履歴

2002.07.10 初稿を公開しました。

2005.10.23 大幅改訂し、[ビデオの基礎知識]編として公開しました。

2009.11.08 Macで始めるDTVのリニューアルに伴い、全面改訂を行いました。

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