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徹底研究 iMovie

1999.10.24初稿
   




iMovieでムービー編集その4
Tips!!他のムービー編集ソフトで編集したiMovieにもってくるには

他のQuickTime対応ムービー編集ソフトで編集したムービーをiMovieにもってくるには、ちょっとしたコツが入ります。そして、その技術背景を説明いたします。


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 ようこそ、iMovieさん

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  ムービーの書き出し

  iMovie。その実力は...

そもそも、DVから取り込んだ直後のファイル形式は,ふつうのQuickTimeムービー形式ではなく、「DVストリーミング形式」で書き込まれています。
ですが、QuickTimeには、賢いフォーマット変換機能が搭載されているので、Macモニタ再生のときには
(普通のQTムービーではないのだけれどそのぶん)QTがリアルタイムに変換再生してくれるのでモニタ表示できる、こういった仕組みになっているのです(MacFan誌1999年7月15日号38ページで説明しました)

一方、この「DVストリーミング形式」ファイルを素材として、ムービー編集ソフトを使って効果を付けレンダリングを行うと、書き出されるファイルはふつうのQuickTimeムービーとなります。

これを頭に入れて頂いた上で...。

iMovieは、動画については「DVストリーミング形式」にのみ対応しています。
したがって、他のQuickTime対応編集ソフトで編集したムービーをiMovieにもってきても、iMovieは認識してくれません。持ってきたファイルは、QuickTimeムービーファイルであって、iMovieが読み込めるDVストリーミング形式ファイルではないからです。

そこで、QuickTimeムービーファイルをDVストリーミング形式ファイルに変換する必要がありますが、
幸いなことに、QuickTime PlayerをPro版にアップグレードするだけで変換可能なのです。QuickTime Playerで変換対象ムービーを開いたら、ファイルメニューの書き出しを実行し、「ムービーからDVストリームへ」オプションを選択するだけなのです。


あとは、こうしてできたDVストリームファイル(拡張子が.dvとなっているはずです。もちろん拡張子はMacでは不必要ですが、まあ、みための区別のために(笑)をMediaフォルダに入れてやれば、ほら、iMovieから開くことができます。

これで、iMovieで物足りない機能は、他の編集ソフトの力を借りることができますね。



さあ、これで、ムービー編集の全容はすべて触れました。続いて、最終作品の完成=ムービー書き出し、です。

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