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MacDTV情報ひろばのMacDTV研究室レポートに、Mac Proは AACS/COPP/HDCP ready!! という記事を書きました

これは、Mac Pro on Windowsでの実証結果と、2007.02.26 2代目Mac Proは、まだ?? ／その3 次世代DVDドライブ搭載で書いた、AACS/COPP/HDCPまわりの情報とを再構成したものです。

2007年当時から変わったところは、

"次世代DVD"と記載していたが、東芝のHD DVDが市場から撤退したのでBlu-ray Discが勝ち残ったこと。BD-Videoレコーダは、ようやく普及期に突入した?!こと。

2代目Mac ProやMac OS X 10.5 Leopardは登場したものの、のBlu-ray Disc VideoのMac上での再生は未だにサポートされていないこと。未だに、BD-Video対応がなされた、iDVD・DVD Studio Pro後継ソフトは登場していないこと。

くらいでしょうか。残念ながらMac環境では、BD-Videoに関しては、再生・オーサリングとも、お寒い限りの現状と言わざるを得ません。

もっとも、「Appleは、政策的に、BDを重視していない」ということもあり得ます。

再生だけだったら、よく言われるように、物理メディアである BD-Videoが今や必要か、という論点はあります。市販BD-Videoは、ネット配信と競合してます。Appleとしても、HDビデオの映画なら、AppleTVで見て欲しいなんて思惑もあるでしょう。
また、オーサリングに関しても、"HDビデオを編集しているユーザ"が現時点でどれほど居るの??（SDビデオを編集して、自作のDVD-Videoを作って楽しむユーザ数と比較して）。

なんてことを考えると、Appleは、BDをサポートする能力（Capability）はもちろんあるけど、その意図（Intension）を現時点では持っていない、のかも、と。

BD再生に関しては、
AACS/COPP/HDCPまわりの対応を考えると、次のチャンスは、Mac OS X 10.6 Snow Leopardになっちゃうのかな。Snow Leopardでは、安定性・信頼性の向上と、パフォーマンスの向上とが主、とのことなので、コンセプト・狙いとも合致しているし。でも、それだと、約1年後。

一方、オーサリング環境としてのMacを考えると、
（iLifeはともかく）少なくともFinal Cut Studioにとっては、Pro用と謳っているのにBD-Videoオーサリングができないまま、というのは問題ありあり。Final Cut Studioの次のバージョンアップがいつかはわかりませんが、4月のNAB2009まで待ち、となると、さすがに競争力が...。

なんとか早くならないものか...、と思い続けて、待ち続ける日々であります。