iTV改めApple TVに関しては、まあ、予想（既発表）通り。というか、MacDTV.Newsの記事[ 2007.01.10 Apple TV、登場 ]にて書いたように、せっかくのHDMIも宝のもちぐされだし、更にいえば、iTunes Storeでビデオを購入できるわけでもない日本のユーザにとっては、現状ではApple TVって余り要らないんじゃないのかなあ（笑）、とも思うのですが。
　

iPhone。実際に発表になってみると、やはり物欲がやたらそそられますねえ。
携帯電話ではなく、「モバイル通信時代の、進化したPDA」として捉えたい気がします。ウィルコム社のW-ZEROシリーズと同じカテゴリで、Appleテーストな使い心地。

W-ZEROについては今年は買おうかな、と思ってましたけど、気が食わないのはWindows Mobileを採用していること（笑）。リナザウ（Linux Zaurus）のように、意地でもWindowsを採用しなければ良かったのに。

そんなわたしですから、こんな製品がAppleから出れば、ますます飛びつきたくなります。

でも、現時点では、日本での発売が不透明なのが残念。
特に、iPhoneを携帯電話と捉えると日本の場合、携帯電話キャリアのことを考えると哀しくなるので、今日のところは考えるのはやめにしときましょう。でも、携帯電話でなく進化したPDAと捉えると、ネットアクセスはWiFiだけでやると割り切れば、現行仕様のiPhoneでも使えるんですよね（もちろん、無線LANスポットだけでしか使えないけど）。
...なんて前向きに考えてないと、悲しくなってしまいます...（笑）。
　

一方、Mac関連ハード/ソフトの発表はありませんでしたね。
特に、例年この時期の恒例となってきたiLifeはなし。やはり、3月辺りと思われるMac OS X 10.5 Leopard発表イベントで、Reopradの一機能的な位置づけで、iLifeが発表されるのでしょうか。
また、わたし的には期待していた8core版Mac Pro + 新Cinema Displayもなし。まあ、例年1月末（28日頃）にMac新製品が発表されることも多いので、今月末に期待します。

ということで、大いに興奮させられた基調講演だったのですが、一方で、即日発売開始となる新製品はひとつもなかったわけで、AppleStoreのボタンを押す気満々だった私としては、ちょっと肩すかし（笑）。