ネットサーフィン(死語?)をしてますと、時々、出くわしますわねえ。
突然、「システムに重大ななんちゃらがあります」とかダイアログが出て、(代表例では)System Doctor 2006というソフトが稼働してシステム内をスキャンしているかのようなステイタス画面が出て...。
これについて、ITmedia エンタープライズの記事[ PC世界のリフォーム詐欺、「ミスリーディングアプリ」って何だ? ]で解説が出ています。
ミスリーディングアプリ(誤解させるアプリケーションソフト、の意か??)というのが一般用語になっているかどうかはわかりませんが、「PC世界のリフォーム詐欺」なんて見出し、なかなかうまいこといいますねえ。
要は、詐欺の一種で、
・ユーザに「システムに重大な障害がある」とだまして、System Doctorというソフトを購入させる
・(と見せかけて)、購入手続きの際に、クレジットカード番号を入力させるのが真の狙い
と、二重の意味で詐欺なのですが、
....さて。
我々Macユーザとしては、残念ながら、これらのダイアログやプログレスバーのデザインがWindows
XP風なので、残念ながらひっかかるはずもないのですが。
一方で、Windows環境で見ると、シマンテックのNorton製品風にデザインがうまく似せてあるので、引っかかっちゃうユーザも少なくないでしょうねえ。自分のPCにインストールしてあるNorton
AnitVirusかなんかが警告を発していると錯誤しまうのも無理はない...。
それにしても、詐欺師集団も色々考えるものです。その頭をもっとまっとうなことに使ってもらえれば良いのだけれど。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20070116/index.html