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Matrox RTMac
Final Cut Pro 2.0のセットアップ

2000.05.01初稿
2001.05.02改訂


では、Final Cut Proのセットアップです。

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[Matrox RTMac Settings]コントロールパネル

[Matrox RTMac Settings]コントロールパネルでは、次の設定を行います。


放送形式、RTMacの使用/不使用の設定

NTSCかPAL、あるいは、Disable(RTMacを使用しない)、を選択できます。
Disableってなんのためにあるの??と思われるかも知れませんが、これは、後にふれますが最終レンダリング時に使用することになります
(笑)

セットアップレベルの設定

セットアップレベルとは、NTSC信号における黒レベルの基準のことです。
米国では7.5IREをセットアップレベルとしており、一方、日本では0IREとしています。また、DV信号においても、セットアップレベルは0IREとなっています。

クオリティの設定

[Broadcast-quality]と[Consumer-quality]とを切り替えることができるようになっているのですが、わたしが見る限り、Broadcast-qualityだからといってどこかが高画質になっているようにはみえませんでしたが。


Final Cut Pro 2でのセットアップ

これは非常に簡単です。

Final Cut Proを最初に立ち上げるか、[Easy setup...]を実行して、あらかじめ用意されているセットアップファイルを選択するだけです。

下図では、[Matrox RTMac NTSC FireWire]を選択したところです。

RTMacでアナログ取り込みする際にも、ここで設定を変更します。(後述)


もう一カ所、[Preference...]で設定することがあります。

RTMacで静止画(テキスト、CG画など)を使用する際は、静止画情報をRAM(Final Cut Proへの割り当てメモリ内)に展開するようになっています。

すなわち、[Preference]ダイアログの[RT Still Cache]でその割り当てメモリ容量を設定することができます。このキャッシュの大小が、静止画を使った際のリアルタイムエフェクトのシーン数に影響を与えることになるので、できる限り割り当てておくことにします。


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