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Matrox RTMac
動作ソフトウェア環境とセットアップ

2000.05.01初稿
2001.05.02改訂


次に、ソフトウェアをインストールしましょう。

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インストールすべきソフトウェアは、次の通りです。

(0) Mac OS 9.1(前提として)

(1) QuickTime 5 RT (現在ダウンロードできるQuickTime 5.0.1との関係は後述)

(2) Matrox RTMac Ver. 2

(3) RTMac対応DTV編集ソフト。この場合、Final Cut Pro 2です。


1. QuickTime 5 RT

Final Cut Pro 2.0Eには、QuickTime 5 RTが付属しています。

ここで、いつの通りインストールしてゆきますが、

(注)英語版QuickTime 5 RTなので、日本語QuickTime 4.x以下をお使いの方は、あらかじめ手動でQuickTime関連ファイルを削除しておく方が無難です。

RTMacは、QuickDraw 3D関連ファイルを必要とするようで、[Custum...](カスタム)インストールで、[Select All...](すべてを選択)しないといけません。


2. Matrox RTMac Ver. 2のインストール

Final Cut Proをお使いの場合は、この章を飛ばして、

Matrox RTMac Ver. 2をインストールします。

これで、インストールされるファイルは、

[コントロールパネル]フォルダに[Matrox RTMac Settings]ファイル、

[機能拡張]フォルダには、以下のファイルです。

機能拡張フォルダ直下に置かれるファイル群が、Displayカードとしてのドライバ、

Matroxフォルダ内にインストールされるライブラリ群が、RTMacのリアルタイムエフェクトのルーティンが記述されているもの、(Final Cut ProといったRT対応アプリケーションからこれらのルーティンを呼び出す仕組みになっている)

と思われます。

3. Final Cut Pro 2

現時点で、RTMacに対応したDTV編集ソフトは、Final Cut Pro 2しかありませんので、これ以降、Final Cut Pro 2を例にしてゆきます。

Final Cut Proのインストーラを実行し、

[Final Cut Pro 2.0 with Matrox RTMac]を選択するだけです。

Final Cut Pro 2.0には、Matrox RTMac Ver. 2が含まれているので、2. Matrox RTMac Ver. 2のインストールの章で述べたファイル群は、自動的にインストールされます。

また、通常のFina Cut Proと異なる点では、[Final Cut Pro]フォルダの[plugins]フォルダ内に、Matrox RTMac Enablerファイルがインストールされる点です。

Matrox RTMac Enablerファイルは、Final Cut ProとRTMacルーティン群の仲立ちをする働きを担っているようで、このファイルの中を覗くとリアルタイム対応エフェクトの種類、名称(後章で解説)などがわかります。


<<RTMacハードウェアの外観

Final Cut Pro 2 セットアップ>>


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