なかなか火がつかなかった、次世代DVDレコーダ(Blu-ray Discレコーダ、HD DVDレコーダ)。
BCNランキングによると、11月度の次世代DVDレコーダのシェア(対、全DVDレコーダ比)は、台数ベースで20%を超え、金額ベースだと約36%、とのこと。先月までに比べてぐっと伸びてきましたね。やはり、普及価格帯の製品が発売されたのが大きいのでしょうか。これで普及へ火がつけばいいのですが。
わたしはCATVユーザなので、HDビデオ番組の録画は、HDD内蔵型セットトップボックスで録画してます。大半の番組は消去してしまってかまわないのだけれど、中には保存しておきたい番組もちらほら。そんなときは、次世代DVDレコーダ(私にとっては、次世代DVDといえばBlu-ray Discのこと)が欲しいなあ、と思います。
BDビデオレコーダ購入までのつなぎとして、アイオーデータのRecPotに待避させています。
なのに、これまで、BDビデオレコーダを購入しなかった理由は、
(a) Blu-ray Discドライブ内蔵Mac Proと、次期DVD Studio Proとがリリースされていないので、Macでオーサリングした自作BDビデオを再生、という楽しみ方が出来ないこと
もありますが、もうひとつ、
(b) 今年の年末商戦の製品はどれも、ダビング10に対応していないこと、
も買い控えの理由の一つです。そんな「諸々の理由をふっとばしても物欲をそそる」ような製品でもありませんしね(笑)。
そんななかで、Panasonic社から、既発売のBD
Digaに関してダビング10対応予定表を発表しています。うーむ、こういう公式発表は業界初ではないですかね。
東芝もソニーも、「ダビング10の規格・その実装などが固まっていないので明言できないが、鋭意努力中。とはいえ、過去発売の機種が必ずダビング10対応できるようになるかは約束できない」とは表明していますが、
例えば、東芝は、年末商戦モデルについては、将来のダビング10対応を約束しています。
Panasonic社の今回の発表は一歩先を行ってますね。既ユーザを大切する姿勢は好感度を上げますし、「まだダビング10対応状況が不明だから、今年の年末商戦は待ちかな〜」なんてコンシューマに対しても、アピールしますよね。わたしも、すこしぐらっときましたもの。
とはいえ、(a)の理由があるので、やっぱりMAC WORLD EXPO 2008待ちなんだよなあ。後先考えず、物欲だけでつっ走れた、若さがなつかしい(笑)。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20071206/index.html