[ 新 欲しいAV/PC両用液晶モニタ ]ネタですが。
現時点での候補は、
・コンシューマ系
・三菱電器のRDT261WH
・三菱電器のMDT241WG
(・Apple 新Cinema Display(未発表))
・業務ビデオ系
・ビクターのDT-V24L1D
・ソニーのLMD-2450W(プレスリリース)
なのですが。
残念なお知らせです。
ソニーに問い合わせたところ、(回答を頂くまで1週間かかりましたが)、
LMD-2450WのDVIは、HDCPに対応しておりません
とのことでした。
なので、わたしの物欲リストからは、消えて頂きます。
しかし、いまどき、妙な仕様だよなあ。企画のとき、なんでこんな仕様にしたのかなあ。
無理に想像してみると、こんなことを思いつかないわけでもないですが。
業務ビデオモニタでのPC入力というとDTV用途がメインターゲット。
DTVは、「自前」の素材を「料理」するものであって、「出来合い」の素材(コンテンツ保護されたビデオ信号。すなわち、デジタル放送やら市販の次世代DVD-Videoやら)を表示することはあり得ない。
故に、HDCP対応は不要。
まあ、それはひとつの見識だけど、
(コンシューマのことを考えろ、とまでは言いませんが)、教育分野とかビジネス分野を考えると、HDCP対応くらいはやっておけばいいのに。
それに、もし、そんな"見識"からあえてHDCP非対応にした、というのならば、
Lumaシリーズ以上に本格ビデオ用途向け、"ブラウン管のBVMシリーズの後継"を謳うBVM-L230で「DVI-D×1入力 HDCP対応」と発表されているのが説明できませんから、たぶん、そんな"見識"などないのだろうと思われます。
じゃあ、HDCP機能の開発が間に合わなかったのか、というと、ソニーのディスプレーでHDCP対応モニタはすでにリリースされてますから経験は積んでいるわけだし(PCモニタとビデオモニタは別組織なのかな??)、
なにより、LMD-2450Wと同時発売の下位機種LMD-2030Wでは、HDCP対応DVI端子どころかHDMI端子を搭載しているわけで、これと共通設計で開発すればHDCP対応DVIなんて手間じゃないので、開発が間に合わないということも考えにくいです。
そんなこんなを考えると、企画時点でなにを考えていたんだよなあ、との疑問が今更ながらふつふつと。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20070612/index.html