2007.01.19 備忘録:次世代DVD、2006年末商戦編

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BCNランキングの記事[ 売れ筋速報:BD陣営がシェア94.7%で圧勝、3社8機種で戦った次世代DVD最初の年末商戦 ]

...だそうです。

HD DVD陣営の敗因は(東芝1社しか製品を出してないこともありますが)、プレーヤ機の方に軸足をおき、レコーダ機を1機種しか出さなかった(出せなかった??)ことにありそうです。東芝が、レコーダ機を最低でも2機種(「ハイエンド機」と「普及機(よりちょっと高め」)出していれば、また話しは違っていたのかも知れませんね。

だって、プレーヤ機となると、映画ソフトのレンタルも始まってないわけで、数少ないタイトルを「購入」して見るしかしかないわけですよねえ。マニアにとって、そこにどれだけの魅力があるかというと...???。
プレーヤ機から普及したDVD-Videoのビジネスモデルに縛られていたのでしょうか。(DVDレコーダ機はかなり後に登場したのだから、そうなったのも仕方ないけど)。

そもそもこの時代に、プレーヤ機の前提である「映画ソフトは円盤を購入するもの」という発想自体がどうにも。次世代DVDの普及期は、同時にネット販売の普及期でもあるのに。

レコーダ機なら、映画ソフトが充実してない今でも、地上波/BS/CSデジタル放送のエアチェックに使えますし、それこそマニアをくすぐります。
販売トップが、ハイエンドタイプのレコーダ機DMR-BW200(パナソ)なのもうなずけます。一層式BD-Rしか使えない!!レコーダ機しか間に合わなかったソニーですが、それでもそれなりに健闘しているのは、ともかくレコーダ機を出した(出せた)から???。

ということで、記事タイトルの通り、BD陣営の圧勝でしたが、ただ、次世代DVD自体が、DVDレコーダ/プレーヤの1%以下、とのことで、今後色々ありそうです。

そういえば、BDプレーヤとしてのPS3は、このカウントには入っていないんですね。出荷台数ベース(笑)なら、圧倒的なのに。

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