たびたびお送りしている、物欲[
新 欲しい液晶TV ]シリーズですが、今度は、BenQ社がFP241Wを発表しました。
● WUXGA(1920×1200)
● 入力
なんと(HDCP対応DVIでなく)HDMI端子が搭載。これは、PC用液晶モニタとしては初搭載です。
そのほかに、PC入力用として、DVI-D端子、D-Sub端子。アナログAV入力用として、コンポーネント端子(D端子だと良かったけど)、S端子、コンポジット端子。
相当、すごいスペックです。
DELL社の2407WFPやアイオーデータ社のLCD-TV241Xがダメだったのは、
(1)
デジタルHDデジタルビデオを入力・表示できるかという点、
(2)
(入力・表示は出来たとしてもそれだけではダメで、更に)HD1080i(1920×1080)をドットバイドットで表示できるかという点、
の2条件を満たさなかったからですが、
このFP241Wについても、(1)は満たしています。
これまでの機種だと、 HDCP付きとはいえ所詮はPC系入力であるDVIに、インターレースもあるデジタルAV信号を入れること自体が、あまりスジがいい話ではなかったわけです。ところが、このFP241Wの場合、デジタルAV系端子であるHDMIが搭載されているわけだから、これは、他社製品の比べると安心感があります。
ただ、手放しに、即、買いと行かないのには、後者(2)のドットバイドットの問題があるからです。すなわち、このプレスリリースには、
16:10の24インチ大型ワイドディスプレイ
(中略)
※16:9アスペクト比の動画コンテンツを御覧になる際は16:10へと自動アスペクト変換されます。と明確に書かれています。すなわち、これは、ドットバイドット表示できないということをメーカ側が公式に明記している、ことを意味しているからです。
うーむ、残念。相当いいセン行っているんですけど。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20060829/index.html