2006.02.05 Adobe製品のIntelMac対応
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MacDTV.comの記事[
2006.02.04 Adobe製品のIntel
Mac対応
]でお伝えしたとおり、Adobe
Systems社が、Intel
Macへの対応についての案内を掲載していますね。
それによると、「Creative
Suite 2、Studio 8、AffterEffects
7.0などは、IntelMac対応版をリリースする予定はなく、次期バージョンでの対応になる」、とのことです。
プロの方々には、うーん、困ったな、という感じではないでしょうか。
なにしろ、Macでのプロユーザともなると、Adobeと旧Macromedia製品が対応してくれないんじゃ、IntelMacに移行できない(または、移行してもメリットがない)よ〜、というのが正直なところでしょうから。PowerBook
G4には物足りないプロ用途の方には、非常に悩ましい現状となっております。
Adobe社も、旧Macromedia社も、Mac版とWindows版を出来る限り共通化してソフトを開発したい、あるいは、各ソフト間(Creative
Suiteの各ソフト)で共通部分は共通化したい、という欲求は当然のこと。
AdobeソフトやMacromediaソフトを使っていると、時々、Mac
OS
Xの流儀じゃないなあ、と思うインターフェースや操作感に気付きますが、これは、プラットフォーム非依存の自社開発ルーティンを極力使うようにしているからでしょうし、当然、XToolsだけで書いている訳ではありません。
なので、IntelMac移行も大変でしょうね。
Adobeの側からすると、「Appleも面倒なことをしやがって。まあ、公式にはIntelMacサポートをアナウンス(2005年6月のWWDCにて)してやったけどよ」とおもっているに違いないのですが(笑)。WWDCのとき「ちょっと、移行の判断が遅かったね」というのは、最大限の皮肉でしょう。
同じことは、Microsoftにも言え、OfficeのIntelMac対応も大変でしょう。Intelプラットフォームに向けて書き直す、というのには、Microsoftの場合はAdobe以上にモヤモヤした気分でしょうし(笑)。
明日に続きます...
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