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CHAPTER3.4
DVキャプチャーが高画質である理由
2000.01.31初稿
2004.11.18改訂
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DVとFireWireとの解説を進めてゆく「DV機器とパソコンは親和性が高いなあ」と感想をお持ちのことと思います。しかし、親和性だけでなく、画質もすばらしいのです。

書籍版「Mac de DTV Macでお手軽ビデオ編集」127ページ〜

 

DV取り込み・書き出しの場合、デジタルでデータをやりとりしますので、A/D変換(取り込み時)・D/A変換(書き出し時)に伴う画質低下がないことも、画質的に有利な点です。

比較のため、M-JPEGによるアナログキャプチャーの場合を考えてみましょう。アナログキャプチャーの場合、M-JPEGカード上で、A/D変換(取り込み時)・D/A変換(書き出し時)をおこなうことになるのですが、一般には、

M-JPEGカードに搭載されているDAコンバータは、(例えばAV機器にくらべて)そんなに良いものではない、

コンピュータ周辺機器一般に言えることだが、M-JPEGカードでは、アナログ回路への気の使い方は、AV機器ほど力を入れているわけではない

ことなどの理由で、どうしても、A/D変換・D/A変換により、画質は劣化します。ここでいう画質とは、圧縮にともなういやゆるJPEGノイズだけではなく、例えば色調の変化、解像感低下なども指しています。

もう一点、DV Codecの仕組みにもそのヒミツがあります。同じ圧縮率でも、M-JPEG CodecよりもDV Codecの方が画質が高いのです。

これに関しては、Mac de DTV情報ひろば→その他の情報→DV codecの仕組みでご紹介しています。

書籍版「Mac de DTV Macでお手軽ビデオ編集」のこのChaptureでは、 こういった内容を詳しく解説しています。

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