昨日、
ということで、私にとって、iPhone 3Gの唯一の難点が、キャリアーがソフトバンクモバイルということだけ。ドコモ広報部では「今回の発表は残念」とした上で、「今後の可能性については検討中」とした。とのことなので、しばらく様子を見てみましょうか。どうせ、ソフトバンクモバイルだってしばらくの間は納品待ちになるんでしょうから。
発売を検討してきた「NTTドコモ」中村社長は10日、日本テレビの取材に対し、現在のところ発売の可能性はないことを明らかにした。
iPhoneはこれまで、各国の最大手の携帯会社から発売されており、国内第3位であるソフトバンクのみの発売は世界で初めてのケースになる。
さよですか。じゃ、ま、乗り換えも本気で考えますか。
NTTドコモ、Docomo
2.0とかなんとか言ってますけど(もう言ってない??)、結局、現在のビジネスモデルを崩す気はこれっぽっちもない(崩れるのをおそれている)んでしょうね。
iモードのビジネススキームは、クローズドなのでドコモが主導権を持て、収益もあがるわけですし、お財布ケータイも、クローズドなのでドコモが料金回収でき、その手数料が稼げます。ところが、iPhoneのビジネスモデルを突き詰めると、オープン化、それによりキャリアではなくコンテンツホルダに主導権が移っていくことになりますから、それをドコモがおそれるのもわからなくもないです。インターネットサービスプロバイダが、接続料だけでは収益を上げられなくなり、コンテンツホルダに変わっていったのと同じ状況が、今後ケータイのキャリアにも起こるはず。
そこいくと、ソフトバンクモバイルは、追う立場の思い切りのよさ。追うためには、今のビジネスモデルに固執していても、他社と同じことをしていても、いつまでたっても追いつけない訳で、挑戦できることはなんでもやってみることができます。
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