エルゴソフトの開発者のお一人、廣瀬さんが、blog Cocoa を飲んで、ほっとして。で自らの心境を語っておられます。
2008.01.29のエントリー:事業撤退
2008.01.29のエントリー:Mac
の日本市場
2008.02.01のエントリー:市場横ばいだけが理由ではない
このなかで、Mac の日本市場を読むとわかるとおり、横ばい(か微減)傾向が続く日本のMac環境だけを相手にしていてもビジネス的に難しいのも道理。
ただし、この記事には、いくつかコメントしとかないと。
● このグラフよりは、日本の売り上げはもう少し伸びてると思われます。日本のAppleStoreの打ち上げは、Apple USにカウントされるので。
● 日本語ワープロ・ソフトというジャンル自体がビジネス的に成立しづらくなっているのは、なにもMacに限った話しではありません。Windowsという大市場の中でも一太郎が絶滅寸前であることを見ても明らか。
( もちろん、ご自身が、市場横ばいだけが理由ではないとフォローなさっているのですが)。
それにしても、一番ショックだったのは、このセンテンス。
日本のMacユーザは高齢化が進んでいます。それこそ68kの時代からMacを使っているコアなユーザの買い替え、買い増しに支えられています。熱心なMac Fan の存在は世界中で共通ですが、日本以外の市場ではiPod を起爆剤に新しい若いユーザをうまく取り込むことができたのです。
高齢化が進んでいます...、って、そうだよなあ、自分のことを考えても。着実に、歳を食っています。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20080202/index.html