(昨日から続きます)。
といったところで、現在、発売または発表されている製品が、わたしの要件を満たしているか、書いてゆきます。
● 要件を満たしている機種
ソニー
VGP-D23HD1
三菱 RDT261WH
ビクター DT-V24L1D
NEC LCD2690WUXi
● おまけ)要件を満たしているが、市販されていないもの
ソニーSDM-P246W
● 過去注目してきたが、要件を満たさなかったもの
アイオー LCD-TV241X
FlexScan S2411W
DELL 2407WFP
BenQ FP241W
● 要件を満たしている機種
ソニー社VGP-D23HD1、三菱電器社RDT261WH 、ビクター社DT-V24L1D、NEC社LCD2690WUXi(発表順)は、いずれも、「WUVGA(1920×1200)液晶搭載の、机の上に置くことの出来る二十数インチクラスの"AV/PC両用モニタ"で、HDCP機能付DVI搭載、デジタルHD1080iをドットバイドット表示が可能」です。
このうち、VGP-D23HD1については、暑い・冷却ファンがうるさいという理由で、結局、購入には至りませんでした。こうしてみると、LEDバックライトという製品の特徴が裏目に出ている感がありますね。
40万円近いという価格が理由ではありません。金額だけならば、55万円のDT-V24L1Dも候補から外れるはずですからね。要は、40万円弱に見合う製品か?という点で、VGP-D23HD1は候補から外れました。
では、現時点での候補は、というと、価格の安い順に、RDT261WH(十万円台半ば〜後半)、LCD2690WUXi(二十万円台前半)、DT-V24L1D(五十万円台半ば)です。これらの価格差の主な要因は、液晶モニタ特有の表示ムラ等を個別調整する際の手間賃、といえそうで、要はこれらの価格差が表示画質の差に見合うか、ということ。そうなると、実物を見ないことには決められない、ということになりますね。DT-V24L1Dは12月半ば発売開始、LCD2690WUXiが1月下旬発売開始ということで、画質比較には未だ待たなくてはならなそうです。
おそらく、来年の1月初旬のMAC WORLDには、仮称iTV(←HDMI端子搭載)も発表になるでしょうし、1月下旬(1月28日だと思う)には、2代目Mac Proもおそらく発表されるでしょう。まあ、時期はともかくとしても2代目Mac Proには、(Quad Core XeonのDual CPUの他)Blu-ray Disc Recorder搭載、UDP端子(DVIを置き換えるもの)の採用などが予想できますので、Apple Cinema Displayの新モデルも同時に登場することでしょう(仮にUDPでなく、DVIのままだとしても、BDビデオ再生のためのHDCP対応は必須のはず)。 ということで、どれにするかは、来年1〜2月頃に決定することになりそうです。
これを逃すと、次は、4月のNABで発表される業務用液晶モニタ(←松下、ソニー等)の様子を見て、ということになりましょうか。その頃ならば、確実に2代目Mac Pro+新Apple Cinema Displayもはっきりしていることでしょうし。
● おまけ)要件を満たしているが、市販されていないもの
ソニーSDM-P246W
VAIO専用ということになっていますが、いつ別売りになるのかな?。始めのうちは、各社が、WUVGA液晶パネルの奪い合いをしているのでしょうから、SDM-P246Wを別売りにしちゃうとVAIOの顧客に行き渡らなくなってしまうなんてことを懸念しているのでしょう。WUVGA液晶パネル供給が安定してきたら、たぶん、別売りをするんじゃないかなあ。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20061206/index.html