さて、昨日に引き続き、サファリ撮影時のHDR-FX1の不満の第二点目。望遠中心の撮影なのに、HDR-FX1は重いので、手持ち時の手ぶれ対策です。
もちろん、手ぶれをしないためには手持ち撮影をしないで三脚を使う、というのが鉄則ですが、そうもいっていられないのが、サファリ撮影。
特にケニヤやタンザニアなど東アフリカ諸国のサファリカーは、ワンボックスカーの屋根が開くようになっていて、そこから首を出して観察するというスタイルなので、三脚を立てるはおろか、床から一脚で支えることも難しいですし(床から屋根上まで届くほど長い一脚は売られてません)、そもそもカメラを余り振り回すことも出来ません。なので、手持ち撮影ながらも、いかにカメラを支持するかがポイントです。
2004.05.19 撮影時のショルダーサポートの話題 にご紹介したVariZoom社のショルダサポートVZ-LSPもいいのですが、ケニヤのサファリカーの中でカメラを扱うには、ちょっとこれでもかさばりすぎかな、という気もします。持って行って試してみますが。
そこで、ご存じのとおり、ソニー純正で、ショルダーブレーズVCT-FTAというのが販売されていますので、これを用意しました。もちろん店頭で実際に試させて頂いた上での購入ですが、試してみてもどうもしっくり来ない(ホールド性が特別いいとは感じない)のと、その割にお値段が4万円近いのはなんだかなあ、と思いつつも、
非使用時にはきれいにカメラに一体化して収納される(右図)など、
さすがに純正ならではの作りなので、コレクターズアイテム(笑)としては、惹かれなくもないです。
果たして、実戦ではどうでしょうか??。ショルダサポートVZ-LSP、ショルダーブレーズVCT-FTA、そして一脚を使い分けてみることに致しましょう。
ちなみに、南部アフリカ(南アフリカやボツワナなど)のサファリカーは、オープンジープタイプなので、三脚を車内で立てるのは無理ですが、床に一脚を立てて支えてやるのがGoodです。ビデオカメラだけでなく、望遠レンズ付き一眼レフカメラ(デジタル・フィルムとも)の場合でも、相当重宝します。
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