2006.04.24 HDR-FX1用テレコンバータ

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ケニヤでのサファリには、HDR-FX1を持ってゆくつもりです。とはいえ、いくつか不満があるので、そこを埋めなくては。
一つ目は、サファリ撮影なので、できるだけ望遠で撮りたい、ということ。
二つ目は、サファリでは望遠中心の撮影なのに、HDR-FX1は重いので、手持ち時の手ぶれ対策、です。

望遠撮影

サファリ撮影の場合、当然、被写体である動物に対して、自由に近づけるわけではありません。勢い、望遠撮影がほとんどです。では、どのくらいの望遠が必要か、というと、

一眼レフ35mmフィルムカメラの場合、
サファリ撮影の場合、35〜200mm程度の標準ズームレンズでは、明らかに物足りません。最低でも300mm望遠がほしいところで、それでもちょっと物足りない時もあります。

とはいえ、その上のクラスである500mmとか600mm望遠レンズともなると、相当お値段がはるので、おいそれと手を出せるものでもないのですが。また、この領域だと、らレンズが大きく重くなる上に、レンズも暗くなることもあって、手ぶれが無視できなくなってきます。

まあ、そんなことを考えると、よほどのマニア(サファリのリピーター)でない限り、〜300mmクラスのズームレンズが使いやすいでしょうか。このクラスだと、デジタル一眼レフカメラなら、焦点距離は、フィルムカメラの1.6倍、480mmに相当しますから、望遠レンズとしてもいいかんじです。それほど手ぶれも気にならないですし。デジカメの場合、300mmというのは、一つの最適解といえましょう。

デジカメの場合、フィルムカメラと比べると広角側が苦手にも関わらず、日常生活では望遠よりも広角レンズの方が重宝するので、1本のズームでまかなうことを考えるよりも、広角ズームと望遠ズームの2本を用意することをお勧めします。1本でまかなえるレンズもありますが、望遠側が暗いという落とし穴がありがちです。

ということで、35mmフィルム換算で300mm、というのが一つの目安で、このくらいだと、私なんかのリピーターにはちと物足りない、という感じです。
HDR-FX1に当てはまると(HDVの16:9の視野角に、35mmフィルム換算を当てはめても、直接意味ないですけど)。
HDV 16:9時、4.5〜54.0mmというスペック、35mmフィルム換算では32.5〜390mmmmしかないので、サファリ撮影の場合には、広角側には特に不満はありませんけど、望遠側には少しだけ不満があります。

でも、ソニーの純正コンバータは広角しかラインナップされていないので、さて、テレコンはないものかしらん、と調べてみますと、Raynox社DCR-2020PROというのが、ビデオ機材ではおなじみ、東京・板橋のしらくらさんのサイトに掲載されています。
そこで、在庫を確認して、早速お店に行ってきました。ビデオセンターしらくらの店舗ではなく、CVS店に置いてありましたが。

で、この製品、DCR-2020PROというのがテレコン本体で、それを取り付けるためのアダプタRA6272がセットされてものでした。DCR-2020PRO側の径が62mm、一方のHDR-FX1側の径が72mm、だから型番がRA"6272"なのですね。
他にも、52mm径カメラ用のRA6252、58mm径カメラ用のRA6258も付属していますから、58mm径のDCR-VX2000シリーズでも使えるはずです。

お店の方に伺うと、周辺減光の問題(前述のサイトでビデオ画像例が紹介されてます)の他、撮影時アダプタ接合なので若干揺れるかも(笑)、とのことでしたが、まあ2万円なので良しとして、購入してしまいました。これで、35mmフィルム換算で800mm近い望遠のはず。

期待半分。でも、サファリでは基本的に三脚を使えないので、手持ち撮影では手ぶれしちゃって使い物になるかはわからないのですが...(笑)。実際のところを、ケニヤで試してみようと思います。

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