2006.01.14 Final Cut Studio 1 Universary
Binary版提供と、Final Cut Studio 2
Final Cut Studio 1.0(Final Cut Pro
5、DVD Studio Pro 4、Motion 2、Soundtrack
Pro)のUniversal
Binary版へのアップグレードに関する案内
が出たわけですが。
当然、4月のNAB
2006にて、Final Cut Studio 2(Final Cut Pro 6、DVD
Studio Pro 5、Motion 3、Soundtrack Pro 2
(+α??)の発表があるはずです。こうしてみると、Final
Cut Studio 1.0 PowerPC版→Universal
Binary版が、6000円という安価で提供される理由がわかるような気がしますよね。ただし、無料でもよい、のかも(笑)。
ただ、驚いたのは、Final
Cut Pro 5のUniversary Binary化とFinal Cut Pro
6の開発を両面作戦してたんですねぇ。
「Cocoaベースでのソフトでは、Universary
Binary化は容易」とAppleはソフトウェア開発者に宣伝してますんで、自社製品についてもすぐUniversal
Binary版をリリースしないと示しが付かない(笑)のかもしれませんが。
ただ、Pro用の製品なんてものは、ソフトを開発するだけでなく、"充分なテスト"が必須。DTVの場合、マシンパワーも酷使しますし、拡張ハードウェアとの互換性検証も必要です。ソフト開発以外にも相当の労力が掛かっているはずです。
そんなわけで、私としては、
4月のNAB
2006でUniversal Binary版Final Cut Studio
2を発売開始し、一方で、Final
Cut Studio 1.0(Final Cut Pro 5、DVD Studio Pro 4、Motion
2、Soundtrack Pro)のUniversal
Binary化は行わない、
というやりかたもありかな、と思っていました。もちろんこんな仕打ちをすればユーザからは文句も出るでしょうけど、でも、それを甘んじて受けるという経営判断もありには違いありませんから。
だから、今回のAppleのやりかたには、少なからず驚かされてしまいました。ユーザにとってもいいことだしね。
とはいえ、その分、Final
Cut Studio "2"の開発は遅れるわけで....、ユーザにとってホントにいいんだか、わるいんだか。難しいところではあります。
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