CPUの移行、大変な仕事のはずですが、そこをやっちゃうところは素直に驚きますね。Appleとしては、Jobsの決断の元、それに邁進するだけで、Mac
OS Xのバージョンも重ねる間に、OS側の移行準備は完了させたわけです。レガシーなAPIを新しいものに徐々に置き換え、それを開発者に案内してきた...と。
その努力の結果、Cocoa(Xcodeで記述してあった)ソフトなら、リコンパイルするだけ、とAppleは宣伝してますが、でも、ソフトハウスのとっては、やはりほんとは大変なことなんでしょうね。
まあ、一般用途の場合、それほど影響は大きくないのかもしれません。最悪、速度が遅くなるのを容認すればRosettaで動作してくれればいいし。
でも、業務用というか、由緒ある定番ソフトほど、速度低下は容認されないし、Mac OS 9からMac OS Xへの移行を乗り切るためにCarbonを使っているはずで、また、ソフト開発時もXcodeではなく永年使い慣れたプログラミングツールを使ってきたはず。要は、AdobeとかMacromediaとか、Microsoftだってそうでしょうねえ。
この手のソフトハウスにしたら、やっとMac
OS X移行作業が終わったのに...、冗談じゃないよなあ、というのが正直なところでしょう。ご同情致します。
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