2005.06.10 MacがIntel CPUへ移行?! その1

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なんだかうわさはほんとだったようですね。あ、びっくりした。

Intel CPU移行のメリットは、もちろん理解できます。いわく、

いつまでもIBM社のPowerPC G5や、freescale(旧Motolora)社のPowerPC G4に頼っているのは、あまりにリスキー。
なぜなら、技術力やプロジェクト遂行能力から見て、製品供給計画や新製品開発計画の遅延のおそれが非常に高く、実際過去を見ても遅延につぐ遅延。また、出荷数の点でも、コスト上の不利は否めない。製品のバリエーションを見ても貧弱(デスクトップ向け、ノート向け、省電力ノート向け、くらいは最低限欲しい)。
今後も考えても、両者にとってAppleは決して大口顧客ではないので、Appleの顧客力も強いとは言えず、改善は見込めない...。

そこを、Intel CPUに乗り換えることで、技術力・開発計画遂行力、コストともに、現状のリスクを回避できることは確かです。

ただ、あんまり積極的なメリットでもないような。
つまりですね、仮にIntelの開発計画が遅れたとしても、今のPowerPCの時のようなリスクは確かにない。だけど、それはIntel CPUを採用しているすべてのパソコンメーカ(今後のAppleも含む)が"痛み分け"になるだけ。すごく消極的。マイナス(PowerPCを採用し続けることのリスク)をゼロにしただけなんですよねえ。

なにか、プラスの要素が欲しいところです。それは、Windowsも走らせることが出来る...なんでしょうか?!(笑)。

ともかく、これまでのように「CPUが違うから(PowerPC G5だから)高速」、という宣伝ができなくなることだけは確実です(笑)。

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