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Motion ビヘイビア2 作例 |
2004.09.02初稿
2004.09.10改訂 |
ビヘイビア機能を説明するために、ビヘイビアを使った簡単な作例をご紹介します。
宇宙とおぼしき背景を、宇宙船とおぼしきオブジェクトが、徐々に現れて、接近し(大きくなり)、すーと消える、といったよくある例です。
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作り方
この作例は、3つのビヘイビアを組み合わせただけです。
Motionのアイコン画像に対して、[モーションパス]、[拡大/縮小]、[フェードイン/フェードアウト]ビヘイビアをかける(ドラッグアンドドロップする)だけで、この作例が作れてしまうのです。
まず、モーションパスで、宇宙船の軌道を描きます。
次に、[拡大/縮小]ビヘイビアで徐々にサイズを大きくします。これで、「宇宙船接近」風に見えます。
最後に、[フェードイン/フェードアウト]で、「徐々に出現し徐々に消える」風な表現を作ります。
このように、この作例は、3つのビヘイビアをドラッグアンドドロップするだけで作れてしまうのです。ビヘイビアは組み合わせて使うことで、ますます魅力が増してきます。
この作例を作っていて、Motion現行バージョンで搭載してほしかったなあ、と思う機能があります。いうまでもなく、3Dレイヤー機能です。
この作例では、「なんちゃって3Dモーション風」にしていますが、あくまでも「なんちゃって風」にすぎなくて、真の3Dモーションではありません。早い話、宇宙船が二隻接近してくる例では、二隻の宇宙船が追い抜いたり追い越されたりができません。
3Dレイヤーだと、Z軸方向の動きがあるので、どちらの宇宙船の方がより近接している、という表現が可能です。しかし、Motionの場合、この作例のように、「近くにある宇宙船は大きく」みせることで奥行き(Z軸方向)があるかのように錯覚させているにすぎないのです。
まあ、3Dレイヤー機能への要望はきわめて大きいはずなので、Ver.2以降への搭載は充分考えられますね。
それまでは、AfterEffectsも安泰かも(笑)。
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