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CHAPTER1.2
ビデオ信号の基礎知識
2000.01.31初稿
2004.11.15改訂
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日本や米国で採用されている放送形式を「NTSC」と呼びます。ここでは、DTVを行う際に必要なNTSC方式のビデオ信号の基礎知識を解説します。

書籍版「Mac de DTV Macでお手軽ビデオ編集」12ページ〜

日本や米国で採用されている放送形式を「NTSC」と呼びます。DTVで扱う素材はいうまでもなくビデオですから、NTSC方式のビデオ信号の基礎知識を理解しておく必要があります。

インターレース

NTSCビデオ信号は、インターレース(飛び越し走査)といって、1フレームは2フィールドから構成されています。インターレースは、DTV編集ソフトにおけるフィールド設定と関連します。もし、DV書き出しの際に、TV画面上でちらつく・移動する物体が前後にぶれる、といった症状が出たら、インターレース設定が間違っています。

書籍版「Mac de DTV Macでお手軽ビデオ編集」では詳しく書き切れませんでしたので、ここでフォローしています。

走査線数とフルサイズ

NTSCの走査線数、特に有効走査線数から、DTVにおけるフルサイズが決められています。NTSCの画面とDTVにおける画面サイズとの関係を解説しています。

輝度信号(Y)と色差信号(U,V)

コンピュータディスプレイではRGB、プリンタではCYM、というように、色が定義されていますが、NTSCでも輝度信号(Y)と色差信号(U,V)、で色が表現されています。
ここでは、輝度信号(Y)と色差信号(U,V)について解説しています。

輝度レベルと白クリップ

輝度信号(Y)と色差信号(U,V)の説明を受けて、ここでは、輝度レベルについて解説しています。さらに輝度レベル調節がうまくいかない例である白クリップにもふれています。

MacDTV実験室DVレンダリング時の白クリップが、書籍より詳しいです。

輝度レベルと白クリップについては、中級者以上の方にこそ読んでいただきたい内容です。書籍版「Mac de DTV Macでお手軽ビデオ編集」は一見初心者向けですが、こういった内容は、他の解説本や雑誌では、めったにふれられませんから。

NTSCカラー

輝度レベルを考慮に入れると、編集段階や素材制作段階(CGアニメーションなどを制作する場合)からNTSCカラーを考慮に入れる必要があります。

これも、中級者以上向けにお勧めの内容です。

NTSC安全域

NTSC安全域については、テロップ位置決めの際に忘れてはいけないことですね。

コラム:UUV 4:4:4、4:2:2、4:1:1サンプリング

サンプリングについてご紹介しています。この元原稿は、MacDTV実験室のDV Codecの仕組みのサンプリングの方法です。

書籍版「Mac de DTV Macでお手軽ビデオ編集」のこのChaptureでは、
こういった内容を詳しく解説しています。

この章は、初心者以外の方にも一読頂きたい内容です。

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