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Mac de DTVの世界にようこそ。

2000年は、MacでDTVを行うに当たって節目の年になりそうです。というのも1999年は、

USBキャプチャー機器の登場により、キュートなスタイルで爆発的人気のiMacやiBookでもお手軽にムービー編集ができるようになったこと、

PowerMac G3 Blue&Whiteで始まったFireWire搭載により、純正環境のみでDVキャプチャーができるようになったこと、

iMovieという快適ムービー編集ソフトをバンドルして、DTVソルーションとしてのiMac DVの特徴を強くアピールしたこと

PowerMac G4のVelocoty Engineによって、DTV分野での処理能力が大幅に向上すること

ストリーミングをフィーチャーしたQuickTime4.0のリリースと、それを支えるMacOS Xサーバ+QuickTime Streaming Serverの登場。

など、AppleのDTV戦略がはっきりと見えてきたからです。

種は蒔かれました。これからは収穫の年です。今年，Macintoshの世界においては，雪崩のようにDTVファンが増えることがすでに約束されているのです。
それだけに、この時期に本書を上梓できることは、非常にタイムリーなことだと思われます。

わたしは、MacDTV.com（Macでお手軽ビデオ編集ホームページ）という非営利・個人のWebサイトを運営しております。本サイトに寄せられるご意見を拝見していると、そのことを肌で感じます。また、DTVへの関心の高まりに反して必要な情報が不足している、との嘆きも聞こえてきます。

本書は、私がMacDTV.com（Macでお手軽ビデオ編集ホームページ）に掲載しているコンテンツに大幅に加筆を加え、書籍化したものです。また、当サイトに寄せられるご意見、ご質問、ご要望にお応えすべく、欲張りすぎるほどの情報を盛り込んだつもりです。

ぜひ、Macで行うDeskTop Video、すなわち、Mac de DTVの世界に飛び込んでみて下さい。そのための道しるべに、本書がお役に立てるならば、それに勝る喜びはありません。

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