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はじめに 使用上の注意 |
2000.01.31初稿
2004.11.15改訂 |
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使用上の注意
本書は、ハウツー本やマニュアル本ではありません。定番DTV編集ソフトに関しては、すでに多くのマニュアル本が上梓されています。これらの書籍では、ソフトの操作方法自体は学べますが、操作の意味(DTVの概念)までは理解できるとは限りません。
本書は、個別のハードウェア・ソフトウェア製品からは一歩離れて、Mac de DTVする際の仕組み・概念、共通点を説明することをテーマとしています。
本書は、トピック的・製品カタログ的ムック本ではありません。製品個別の情報や操作法については、あえて説明しておりません。本文中には、いくつかのソフトウェアを例題として挙げておりますが、そのソフト単体の説明をするものではありません。あくまでも、様々な製品における「共通点」=DTVの仕組みを理解してください。
本書は、DTVとはテープ書き出しだけが目的とはしません。本書の特徴として、「Mac de DTVを支えるQuickTime」という一貫した視点があります。そして、本書ではDTVという言葉を「ビデオへの書き出し」と狭義に捉えることなく、「さまざまな用途での利用=マルチメディア」と広く捉えています。
このような症状の方に効果的です
Macintoshを購入してしばらくしたので、「なにか遊んでみよう!」と考えた初心者の方
PowerMacintosh G3/G4の購入を機にDVカメラの編集を(比較的)本格的にやってみようと考えているが、ビデオカメラのことは詳しくないので「DTVは荷が重いかな」と躊躇している方
Macintoshの基本操作については理解している方
Macintoshを使うことが目的ではなく、(手段として)なにかを創ろうというクリエイティブ指向の方
これまでビデオ機器を利用したリニア編集のユーザーで、そろそろDTVを始めようという方
定番DTV編集ソフトについてマニュアル本を勉強してきたが、いまひとつDTVというものがわからない方
このような利用法が効果的です
本書は、DTV編集の最中に机の横に置いて首っ引きで読むような性格の書籍ではありません。どちらかというと、ムービーレンダリング実行中の待ち時間や、DTV編集を堪能して眠りにつく前に枕元で読むような書籍です。
まずPART1に目を通して、システム形態に応じてPART2〜4にジャンプしてください。また、その後に、他のPARTにも必ず目を通してください。
コラムについては、飛ばしていただいてもかまいませんが、なんらかのヒントがあるでしょう。
最後に、現状の環境に物足りないとお感じになったら、付録をお読みください。次に何を揃えればよいのか、なんらかのヒントがみつかるはずです。
まえがきのようなもの |
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