Final
Cut ProでAVCHD取り込みをする
Final Cut ProでのAVCHD取り込みのやりかたを見てみましょう。
Final Cut ProでのAVCHD取り込みの際には、Trans Codingが行われます。
すなわち、Final
Cut Proでの取り込み工程の際に、MPEG-4 AVC/H.264で圧縮されているAVCHDのビデオデータは別のVideo
Codecへと変換されたのち、Final Cut Pro上での編集に供されます。オーディオに関しても、Trans Codingされます。
Macとの接続、AVCHDビデオカメラ側の準備
基本編 - AVCHDビデオカメラとMacとを接続するやりかた
まず、MacとビデオカメラとをUSB接続します。その後、ビデオカメラの電源を入れ、[ビデオ再生]モードに切り替えます。
メーカ・機種によっては、PC接続モードかもしれません。 AVCHDビデオカメラの取り扱い説明書を確認してください。
このあと、Final Cut Proを起動します。
応用編
メモリカード型AVCHDビデオカメラで収録したデータを、メモリーカードリーダーを使って読み込む場合
MacとメモリーカードリーダーとをUSB接続し、メモリーカードをリーダーに挿入します。
AVCHDビデオカメラが、どのような規格のメモリーカードを使用しているかは、AVCHDビデオカメラ取り扱い説明書を確認してください。
メモリーカードリーダーは、お使いのメモリーカードに対応したものが必要です。
例えば、SDHCカード(パナソニック社、キヤノン社等の AVCHDビデオカメラで採用)は、従来のSDカードと外観は一緒ですが、 だからといって、 従来のSDカード用カードリーダーを使って読むことはできません。
SDHCカード対応のリーダーを使用してください。
この時点で、デスクトップ上にメモリーカードボリュームがマウントされますが無視してください。Finderでコピーしたり、ダブルクリックしてファイルを開こうとしても無駄です。Final
Cut Proを起動してください。
DVD型AVCHDビデオカメラで収録したデータを、DVDドライブを使って読み込む場合
MacのDVDドライブに、撮影したDVDを挿入します。
注意!! DVD型AVCHDビデオカメラでは、(通常の12cm DVDではなく)8cm
DVDが採用されています。お使いのMac(のDVDドライブ)が、8cm DVDが使用可能か、事前に確認してください。
この8cm DVDは、スロットローディングタイプのDVDドライブ(MacBook系およびiMac、Mac mini等)にを入れないでください。排出できなくなることがあります。
一方、Mac Pro内蔵や外付けDVDドライブのような「トレーローディングタイプ」であれば、8cm
DVDが使用可能です。
この時点で、デスクトップ上にメモリーカードボリュームがマウントされますが無視してください。Finderでコピーしたり、ダブルクリックしてファイルを開こうとしても無駄です。iMovieを起動してください。
Final Cut Pro上での基本的な取り込み操作
Final Cut Proを起動し、[ファイル]メニューの[切り出しと転送...]コマンドを開くと、[切り出しと転送]ウインドウが開きます。
この状態で、AVCHDビデオカメラをUSB接続すると、ブラウズ領域(ウインドウ左上部)に、収録されているクリップのサムネールが表示されます。
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