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2000.08.30改訂 |
ここでは、iMovie2について速報をお送りします。
■タイトル
[タイトル]ボタンを押すと、タイトル設定画面に切り替わり、タイトルやロールクレジットなどを簡単に作成できます。
タイトルは、表に示すとおり非常に充実しており、面白いタイトルやロールを簡単に作成することができます。
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iMovie Plug-in Pack 2で追加されるもの | |
1行づつ飛ばす |
サブタイトル |
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1字ずつ飛ばす |
サブタイトル(複数) |
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クレジットロール |
ズーム |
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クレジットロール(中央揃え) |
ズーム(複数) |
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タイプライター風 |
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テキストブロックのスクロール |
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ミュージックビデオ風 |
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ゆるやかに流す |
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一時停止するスクロール |
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下に帯表示 |
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中央で弾む |
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中央に表示 |
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中央に表示(複数セット) |
iMovie 2.0.1 Update:iMovie 2.0をバージョン 2.0.1にアップデート。
iMovie 2 Plug-in Pack:iMovie 2.0.1に新しいエフェクト、トランジション、およびタイトルを追加するもの。
iMovie1では、タイトルのフォントの種類・カラーの設定ができましたが、今回から、フォントサイズの変更も可能になりました。iMovie2でも文字縁取りはできませんが。なお、iMovie1同様フォントカラーが地味な色しか選択できないことにがっかりされたかもしれませんが、この理由はNTSC安全色を考慮したからと思われます。派手な色(例えば、RGB=255といった)色をTVに映した場合、それよりも地味目(黄色(輝度信号)にくすんだ)の色にしかなりません。この辺のリクツは、Macで始めるDTVの基礎知識編 のビデオ信号の基礎知識をご覧下さい。こういう現象があるため、タイトル色はどんな色でもいい、という訳ではないのです。TVに移したときにも、くすまない色のことをNTSC安全色といいます。
また、今回[QTマージン]チェックボックスが登場しています。例えば、Macモニタ上で再生するムービーサイズのうち、上下左右端各約10%は、TV上で再生させたときは映りません。これは、TVモニタがオーバースキャンを採用しているため、画面の端の部分はTV画面の外にはみ出すように映っているのです。TVに映したときでもちゃんと映る領域のことをNTSC安全域といい、DTVでタイトルなどを作成するときには、NTSC安全域に入るように文字を配置しなくてはいけません。で、
[QTマージン]チェックボックスをOffにすると、iMovie2は、DVテープ(TV)上でちゃんと映るように、NTSC安全域の範囲内にタイトルを配置してくれます。最終作品がDVテープ書き出しの場合にOffを選びます。
[QTマージン]チェックボックスをOnにすると、ムービーの画面端を基準にして、タイトルを配置してくれます。例えば、Mac上で再生するムービーに書き出す場合、タイトルがNTSC安全域内に配置されていると、ムービーで見ると、画面端が間延びしてみえるのです。これを防ぐために、最終作品がムービー書き出しの場合にOnを選びます。このように、一見お手軽に見えるiMovie2のタイトル機能ですが、NTSC安全色やNTSC安全域をも配慮がなされている、というのは、すばらしいことです。初心者向けソフトだけに、DV書き出しした場合にもトラブルが起こらないように気を配らないといけない、設計者の主張が聞こえるようです。
よくみているでしょ、わたし(笑)。
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