iMac DVやPowerBookはDV編集には充分なマシン性能を備えていますが、PowerMacに比べると唯一弱いのがHDD容量。(もちろん、FireWire
HDDによる増設も可能ですが)そのため、取り込みの際には、様々な工夫がしてあります。
その一つが、シーン分割取り込み機能。
これは、DVテープ上の撮影日時データを参照してシーンの切れ目を分割してムービー取り込すみするものです(場面ごとに新しいクリップを作成するをすればよい)。
長いシーンをだらだら取り込む(=無駄にHDD容量を消費する)ことを防いでくれるこの機能は◎◎といえます。なにしろ、Final
Cut ProにもPremiereにもEditDVにもこの機能はないのですから。
しかし一方で、クリップ棚に収納できるクリップの数が限られている点が△。(クリップビューワーに取り込むように設定することでHDD容量の許す限り取り込むこともできますが)。
ただ、これは、やたらめったらムービー取り込みすることを防ぐ意味あいもあるわけで、×とは言い切れません。だから、この点は△にしました。
さらに、クリップの整理という観点からはクリップ棚は△でしょう。
例えば、狭い面積のクリップ棚も、
- フォルダ管理の概念を取り入れる、
- 最近のAppleお得意のJenni Action(ニュルとでてくるアレですね、私は好きでないけど)を採用する、
など、もう一工夫がほしいところです。
とにかく、iMovieのクリップ棚では、クリップ数が多くなってくると管理しきれなくなるのです、正直なところ。