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RTMac |
2000.11.28初稿 |
Premiereユーザ待望、RTMacがPremiereにも対応しました。まずは、ざっとご覧ください。
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RTMac for Premiereソフトウェア
現在のところ、英語版が登場しただけですが、一応、日本語版Premiere6でも動作するようです。
Premiereは、6.0.1にアップデートする必要があります。
RTMac 3.0 for Adobe Premiereをインストールすると、機能拡張フォルダ内のMatrox関連ドライバがインストールされます。旧Ver 2.0(Final Cut Pro 2にのみ対応していたバージョン)に比べると、すべてのコンポーネントが新しくなり、しかも、いくつかコンポーネントが追加されています。
ドライバVer.2でインストールされるファイル |
ドライバVer.3でインストールされるファイル |
Premiere 6でリアルタイムプレビューを享受する
ドライバをインストールし、一度再起動したら、早速、Premiereを起動しましょう。
プロジェクトの設定画面で、RTMac関連のプリセット(下図のmatroxフォルダ内)が現れていたら、成功です。
図 [プロジェクトの設定を読み込み]ダイアログ
肝心の、RTMacに対応したエフェクト類はなにか、という点ですが、
トランジション |
ビデオ効果 |
トランジションでは次の通りです。上左図の末尾に(RT)と表示してあるのが、リアルタイムエフェクトを利用できます。
種類数としては、Final Cut Proを同じくらいですかねえ。
フィルタ類やビデオ効果に関しては、こんなかんじです。上右図の末尾に(RT)と表示されているものがRTMac対応なのですが、これらのフィルタの中には、パラメータをいじくるとNGになってしまう??ものもあり、RTフィルタについては完全対応とはいえないようです。
注目すべき点として、Final Cut Proでリアルタイム表示されない色調補正(カラーコレクト)関連フィルタがあげられますが、これについては、やはり、RTMac for Premiereでも非対応のままです。残念ですねえ。
さて、これらのRT効果を重ねると、こんな感じです。
下図では、クロスディゾルブ(2レイヤー消費)にタイトル(Premiereのタイトル機能)を重ねていった場合ですが、クロスディゾルブ+タイトルだとOK、クロスディゾルブ+タイトル+タイトルだとNG(赤バーで表示されている部分)、といったところなので、Final Cut Proと同じ程度といえますでしょうか。
図 [タイムライン]ウインドウ
NG(赤バーで表示されている部分)を再生表示させようとすると、[モニタ]ウインドウには未レンダリングである旨の表示が出ます。
図 [モニタ]ウインドウ
もちろん、OKのシーンを再生すると、[モニタ]ウインドウ、RTMacのアナログNTSC出力からも、「リアルタイムプレビュー表示」がなされます。
といったところで、RTMac for Premiere、RTMac for Final Cut Proと同程度の機能を有しているようです。
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