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Contour ShuttlePro

2001.02.18初稿
2001.04.15改訂


Contour Design社ShuttleProをご紹介します。

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    Shuttle Pro

開発元 Contour Design
国内扱い フォーカルポイントコンピュータ社など
価格 1万円台後半


2001年に登場した、Contour Design社ShuttlePro。

真ん中にあるJog(ダイアル)、その周りにShuttle、そして、配置されたボタン。

Mac World Expo Tokyo 2001会場での特売などで入手された方も多いと思います。この時点では、ドライバーソフトはベータ版だったのですが、2001年4月にはドライバーソフトもVer1.0 Golden Master版ShuttlePRO Driver v1.0になり、使い勝手もよくなりました。

さすがにVer. 1.0正規版だけに、各種編集ソフト用プリセット設定ShuttlePRO Application Settings vf1.0も配布され、

が用意されています。2種類あるのは、キャプチャー時用と編集作業時用が用意されているのです。

これにともない、[Contour ShuttlePro]コントロールパネルの[Target Application]に[Import Settings...]など新規コマンドが現れます。

ここで、ShuttlePRO Application Settings vf1.0付属の設定ファイルをImportしてくればよい、という具合です。

 

 

使い勝手については、この価格なのに、安っぽさがありません(某製品にくらべても(笑))。また、最大の特徴であるShutlleですが、回す角度に応じて、再生速度、×1、×2、×3と過変速になっているのが、評価できる点です。

一方で、Shutlleを正再生に回していて急に逆再生させる、といった操作をさせると、しばらく正再生したあとあわてて逆再生する、といった間が空いてしまいます。

ただ、これは、HDD環境にもよるようで、一概にShuttleProを攻める訳にも行かないようです。
例えば、これを上記のHard RAID環境で使ってみると、これは目に見えて改善されます。前述のレスポンスの悪さって、もちろんジョグシャトルやUSBのせいばかりでなくって、表示系のもたつきにも原因があります。だって「コマ送りキーを一回押す度にHDDから1フレーム分のデータを読み込んで表示するのを繰り返す」訳ですから、HDDからのデータ転送速度にも大きく依存しているわけです。当たり前といえば当たり前ですが、実際に高速なHDD環境を使ってみると実感することができます。結論として、Hard RAID環境だとShuttle PROは合格点を挙げてもよさそうです。


縦長なので、机の上で置き場所に困ります。

通常、キーボードの右隣におくことになりますが、そうするとマウスの置き場所をじゃましてしまいます(マウスのような形をしていますが、もちろんマウスではありません)。
エルゴノミックス風のグラマラスなデザインが、かえって、机の上での配置を悪くさせているのは残念です。


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