|
|
2001.04.15改訂 |
Contour Design社ShuttleProをご紹介します。
|
MacDTV.comトップページ |
|
MacDTV情報ひろば |
|
ハードウェア関連情報 |
|
編集コントローラ |
|
Shuttle Pro |
|
2001年に登場した、Contour Design社ShuttlePro。
真ん中にあるJog(ダイアル)、その周りにShuttle、そして、配置されたボタン。
- Jogは、回すとクリック感がかすかにして、コマ送り・戻しを行うことができます。
- Shuttleは、再生速度可変速で、早送り、巻き戻しを行うことができます。
- ボタンは、例えば、イン・アウトポイント打ち、などに使用します。
Mac World Expo Tokyo 2001会場での特売などで入手された方も多いと思います。この時点では、ドライバーソフトはベータ版だったのですが、2001年4月にはドライバーソフトもVer1.0 Golden Master版ShuttlePRO Driver v1.0になり、使い勝手もよくなりました。
さすがにVer. 1.0正規版だけに、各種編集ソフト用プリセット設定ShuttlePRO Application Settings vf1.0も配布され、
- Adobe After Effects 4.1、
- Adobe Premiere 5.1、Adobe Premiere 5.1 Mode 2、
- Adobe Premiere 6.0、Adobe Premiere 6.0 Mode 2、
- Boris FX PRO 5.0.3 KeyFramer、
- Digital Performer 2.72、
- Final Cut Pro 1.2.5、Final Cut Pro 1.2.5 Mode 2、Final Cut Pro 2.0、Final Cut Pro 2 Mode 2、
- Graffiti Keyframer 1.0.3、(←Boris Graffiti(AE,FCP Premiere用プラグイン)のことです)
- Logic Audio SP、
- Media 100i Digitize、Media 100i Edit、
- Pro Tools 5.1、Pro Tools 5.1 Mode 2、
- RED KeyFramer 1.5
が用意されています。2種類あるのは、キャプチャー時用と編集作業時用が用意されているのです。
これにともない、[Contour ShuttlePro]コントロールパネルの[Target Application]に[Import Settings...]など新規コマンドが現れます。
ここで、ShuttlePRO Application Settings vf1.0付属の設定ファイルをImportしてくればよい、という具合です。
使い勝手については、この価格なのに、安っぽさがありません(某製品にくらべても(笑))。また、最大の特徴であるShutlleですが、回す角度に応じて、再生速度、×1、×2、×3と過変速になっているのが、評価できる点です。
一方で、Shutlleを正再生に回していて急に逆再生させる、といった操作をさせると、しばらく正再生したあとあわてて逆再生する、といった間が空いてしまいます。
ただ、これは、HDD環境にもよるようで、一概にShuttleProを攻める訳にも行かないようです。
例えば、これを上記のHard RAID環境で使ってみると、これは目に見えて改善されます。前述のレスポンスの悪さって、もちろんジョグシャトルやUSBのせいばかりでなくって、表示系のもたつきにも原因があります。だって「コマ送りキーを一回押す度にHDDから1フレーム分のデータを読み込んで表示するのを繰り返す」訳ですから、HDDからのデータ転送速度にも大きく依存しているわけです。当たり前といえば当たり前ですが、実際に高速なHDD環境を使ってみると実感することができます。結論として、Hard RAID環境だとShuttle PROは合格点を挙げてもよさそうです。
縦長なので、机の上で置き場所に困ります。
通常、キーボードの右隣におくことになりますが、そうするとマウスの置き場所をじゃましてしまいます(マウスのような形をしていますが、もちろんマウスではありません)。
エルゴノミックス風のグラマラスなデザインが、かえって、机の上での配置を悪くさせているのは残念です。
|
|
Copyright(C)
Yasushi SATO |
|
MacDTV.comトップページ |
|
MacDTV情報ひろば |
|
ハードウェア関連情報 |
|
編集コントローラ |
|
Shuttle Pro |