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ここでは、Final Cut Pro登場までの長い道のりを振り返り、この喜びを噛みしめたいと思います。
■Final Cut Pro登場までの長い道...
待たされました、ほんとうに。例えば、McDTV掲示板を見ても、Final Cut関連の発言の初出は去年の12月ですからねえ。みんな、待ちかねてきました。
そこで、日本語版発表当日である今日のところは、Final Cut Pro登場までの長い道のりを振り返り、この喜びを噛みしめたいと思います(笑)。
■1997年4月 NAB(National Association of Broadcasters)@ラスベガスにて
Macromedia社が「Final Cut」の1998年初頭リリースを発表しました。Adobe Premiereの設計者だったRandy Ubillosによる開発で、この時点で開発コード「Key Grip」の着手から約1年が経過していたようです。
■1998年5月 AppleとMacromediaのパートナーシップ
表向きは、QuickTimeへのベクタームービー(Flash技術など→実際QuickTime4.0で採用された)が中心だったのですが、実はこの時点で、Macromedia社のFinal Cut開発チームを含むスタッフはApple社に移籍することが合意されていたらしいです。
■1999年1月 MACWORLD Expo LAにて
Jobsの基調講演でFinalCut Proが遂に登場。Expo会場でもデモがありました。
■1999年2月 MACWORLD Expo Tokyoにて
Jobsの基調講演では、デモなし。「なお、われわれはFinalCut Proという素晴らしいDTVソリューションを持っている。会場で見て欲しい」といったにも関わらず、実際には展示はありませんでした。この辺の顛末は、MACWORLD Expo Tokyo99 DTV関連情報参照。
■1999年4月20日
QuickTime4.0beta Eとともに、Final Cut Pro 1.0 Eが出荷開始されました。例によって、日本語版は泳げる頃には、だったのですが...。
■1999年9月 WORLD PC Expo Tokyo
Final Cut Pro、国内初お目見え。このときは、PowerMac G4の発表直後だったのですが、この時のバージョンは、初日は1.2β英語版。でも、不安定だったので、2日目以降は1.0ベースの日本語版(したがってVelocity Engine非対応)。
■1999年12月21日
Final Cut Pro 1.2英語版登場。
■1999年12月22日
Final Cut Pro 1.2日本語版、ついに登場。
という今日の日を迎えたわけです。ほんとうに長かったのよねえ。
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Yasushi SATO |
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