アップルが、Final
Cut Express HD 3.5を発表しました。
価格は、 製品版が29,800円、Final Cut Express 1, 2, 3からのアップグレード版の価格は9,800円。明日20日から発売されます。
Universal
Binary化されたFinal Cut Proでは、5.0から5.1へとわずかコンマ1のマイナーバージョンアップにすぎなかったのでFinal
Cut Pro 5.1での新機能は皆無でしたが、
Final Cut Expressの場合、3.0から3.5へとコンマ5のセミメジャーバージョンアップがなされているだけに、いくつかの新機能が搭載されています。
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Final Cut Express HD 3.5の新機能
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IntelベースおよびPowerPCベースの両方のMacでネイティブに動作するUniversalアプリケーション
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Dynamic RT ―ビジュアルエフェクトおよびオーディオエフェクトのリアルタイム再生
○ エフェクトやモーションパラメータのフルキーフレームコントロール
ここでいう"フルキーフレームコントロール"とは、
[ Macで始めるDTV ]の[ 中級編 ]の記事[ モーションエフェクトとキーフレーム ]で紹介しているとおり、Final
Cut Proには搭載されているけど旧Final Cut Expressには搭載されていなかった、「ビューアのモーションタブ上でのキーフレーム打ち」機能が、ついにFinal
Cut Expressでも搭載された、ということです。
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SoundTrack 1.5の新機能
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進化したサウンド編集・録音・処理機能
○ さらに多くのオーディオフォーマットとサンプリングレートに対応
○ 洗練されたユーザインターフェイス
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LiveType 2.1の新機能
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さらに多くのDV/HDVフォーマット用プロフェッショナルテンプレート
○ ベクターベースのLiveFontsアニメーションを新規採用
○ さらに多くのアニメーションオブジェクトとテクスチャ
○ 60種類の新しいテキストエフェクト
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