Mac
Proでは、FB-DIMM(fully-buffered DIMM)を採用しています。FB-DIMMの特徴は、
(1) 高容量化が可能(従来型DIMMでは 8GBが限界だが、FB-DIMM採用によりこれ以上の容量が可能)
(2) メモリを潤沢に搭載した場合、従来型DIMMよりも高速
という二点が上げられるのですが、2006.08.23 Mac
Pro その1で、
おおむね、5GB以下だと従来のDIMMと変わらない。これ以上のメモリ搭載ではFB-DIMMの速度向上効果が現れる、とされています。
と、当時書きました。
それから約2年。Mac Pro (MA970J/A。2008年初頭から発売開始)を実際に使って、メモリスループットを測定してみました。以下がその結果です(Xbenchを使用し、FillとCopyの値を参照)。
(丁度5GBになるようなメモリ構成を用意できなかったため、肝心の5GBのデータがありませんが)、6GB以上にすると、4GB付近よりもメモリのスループットが一段階あがっていることがはっきりと示された結果ですね。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20080718/index.html