MacDTV.comの記事[ 2008.01.07 新Mac Pro、登場 ]でもお伝えしましたが、第2世代 Mac Pro(early 2008)が登場しました。MAC WORLD 2008を1週間後に控えてのこの時期、華々しい登場とはとても言えませんが...。
それだけに、MAC WORLDでは、第2世代 Mac Pro登場なんか吹き飛んでしまうくらいのインパクトあるネタがある、ということでしょうか。それはそれで楽しみです。
特徴は、新Xeon
5400 (Harpertown)採用の他、チップセットもi5400へ一新し「足回り」の強化がなされています。「足回り」とは、例えば、FSB(CPUとMCH間)、メモリバス(MCHとメモリ間)、PCI
Express 2接続のグラフィック周り等。
詳しくは、2008.01.08 第2世代Mac
ProのFSB(フロントサイドバス)で解説しています。
車にたとえますと、
先代の8コアMac
Proは、
従来車種の"シャーシ(車台)"(←"QuadコアMacPro"の"ロジックボード")に、"高性能・ハイパワーな新型エンジン"(←Xeon
5300 ClovertownをDual CPU構成で計8コア)を無理矢理搭載したような新型車。
ただし、"ハイパワーな新型エンジン"は、燃費が悪い(←TDP)上、足回りが悪い(シャーシが従来のまま)なので、走りは今ひとつ。エンジンのハイパワーさを充分に引き出せないでいた。
今度の8コアMac
Proは、
エンジン(Xeon 5400 Harpertown)は、これまでの8コア・ハイパワーはそのままに、省エネ化・小型化がなされた。また、シャーシ(←ロジックボード)も一新したことで、ハイパワーエンジンにふさわしい足回り(←FSB、メモリバス、PCI
Express 2等)に生まれ変わっている。
こんなかんじですね、車にたとえると。
で、私は...というと、このMac
Proを買うつもりでおります。
第3世代Mac Proは、Intelのロードマップを見る限り、Nehalemベースの新Xeonを搭載マシン。Nehalemだとロジックボードも革新的に一新されます。例えば、8コアで共有できるL2キャッシュ、CPUとMCHの一体化等、メニーコア時代の到来にふさわしく、アーキテクチャーが再設計されます。この状況で、NehalemベースMac
Proが年内に出てくるとはとても思えませんから。
ただ、春のNABの時期くらいまでは待って、"Blu-rayドライブ内蔵タイプのMac Pro"を購入したいなあ、と。さすがに、今年にはBlu-ray
Disc対応"DVD Studio Pro 5"が出してくれるだろうし、そのタイミングは、4月のNABだろうと。
そんな読みをしています。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20080107/index.html