先週末、某旅行社のパンフレットが届きまして。
「シリア・ヨルダン・レバノン・イスラエル13日間 10月、11月出発」とな?!。
さすがに、戦争状態の今、これはないでしょう。ほんとにツアーを催行する気なら、これはまさしく特攻ツアーですよねえ。たぶん、このツアー記事の削除or差し替えが事務的に間に合わなかったんでしょうけど。とはいえ、7月12日にはイスラエルの攻撃が始まってたわけだし、なんとかならなかったものか。
平時であれば、シリアもヨルダンもレバノンも、非常に良いところです。わたしは、2002年に行ってきましたが、とっても良かったです。だから、平時であれば、シリア・ヨルダン・レバノンのツアーというのは別に問題はありません。
しかし、今回の「シリア・ヨルダン・レバノン・イスラエル13日間」という企画自体、仮に平時であっても、問題ありありなんです。パスポートにイスラエル入国の記録があると、中東諸国(のかなりの数)の国々が入国させてくれないことがある、そんなデリケートな地域情勢。そんな訳で、イスラエル旅行は、数年単位で考えて、パスポート更新の直前になるようにプランしとかないといけません。
なので、このツアーに参加すると、そのあと数年(パスポート更新)までは中東諸国には入国できなくなることを覚悟しないといけないわけです。その辺りのこと、ちゃんとお断りしとかないと。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20060731/index.html