2006.03.08 iPod Hi-Fi

カテゴリ:[ Mac ]

2006.03.04 で書いたiPod Hi-Fiについては、いくつかレビューが出始めてますね。ITmedia +D LifeStyle 誌の2006.03.06の記事[ iPod Hi-Fiを早速使ってみた ]とか。

低音が目立つ(相対的に中高温域が聞こえない)との評もうなずけるところです。実際にそうだし。ただ、このサイズに、サブウーファーを入れて2.1chにしてるんで、低音の押しが強いのは当たり前といえば当たり前ですね。
ステレオスピーカで指向性を持たせる(リスニングポジションは狭いけど、そのかわりポジションに居れば臨場感ある)、というよりも、音を部屋全体に届ける感じ、という評もわかります。だから、店頭展示でも、おっ、と目立つんですね。

全体として、「アメリカのホームパーティ」的シチュエーションを想定した味付けだなあ、と思っていたら、
ITmedia +D LifeStyle 2006.03.07の記事[ iPod Hi-Fiには3つの特徴がある ]で、米Appleのジェイ・チュラーニ氏(ワールドワイド・プロダクト・マーケティング・シニア・プロダクト・マネージャー)が、実際に、そう語ってますね。
まあ、真性ニッポン人の私には(笑)、「アメリカのホームパーティ」的といい、iMovie、iDVD, iWeb等のアメリカンなテイストテーマデザインといい、どうも好きになれないんですけど(笑)。

で、問題は...、「なぜ、iPod Hi-FiをAppleが出さなくてはならなかったのか」ということ。今もってわかりません。
iPod Hi-Fiのような製品が欲しかったとして、サードパーティにまかせてはダメなのかしらん。例えばBoseとのコラボレーション、でもよかったわけですよね(たぶんその方がきっと音はいいはず(笑))。
あるいは、Appleから出すのだとしたら、まずは、Macにつなげるまともなスピーカが欲しいよね。せっかくMacは静音に気遣っているんだから、Macから鳴る音にも気を回してほしいなあ。

とかなんとか考えると、さてさてiPod Hi-Fiの意味って...。
もちろん、そこが一般消費者(「Apple製品だから買う」という忠誠心の高いユーザ層以外)に受け入れられるかのポイントのような気がします。

ということで、わたしは未だに物欲がそそられませんので、このエントリも [ 物欲 ] カテゴリには分類しないことにします(笑)。


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