Think Secret[ Final Cut 6 to usher in new video editing era for Apple ]で、Final Cut Pro 6やFinal Cut Extremeなるうわさを掲載してます。
● Unversal Binary対応
Final Cut Pro 6で、いよいよUnversal Binary対応でしょうか。
他ソフトウェアメーカに対して「XCodeを使えばIntel Mac対応も簡単だよ」と宣伝している手前、Appleとしても自社ソフトをUnversal Binary対応させないと示しが付かないでしょう。でも、そうすると、メジャーバージョンアップ後のFinal Cut Pro "6"ではなく、現行Final Cut Pro "5"のマイナーアップデート(5.x)でIntel Macに対応、という形式を取らないと「移行は簡単」というアピールにはならなそうな(笑)。そんなこんなを考えると、実質的にはFinal Cut Pro "6"(←メジャーバージョンアップされている)といえるくらい開発リソースを掛けたにもかかわらず、表向きは " 5.x " と名乗るんじゃないかな??(笑)。
時期的には、4月のNABで同時提供では、ちと遅いような気もします。それとも、春までIntel Macは出さないつもりなのかな。3月末に初のIntel Mac発売、4月中旬のNABのタイミングでUnversal Binary版Final Cut Pro登場、というのならわからなくないですが。
● Final Cut Extreme
4K digital cinema対応だそうで。これだと、フレームサイズ4096×2160、24p、10bitカラー、でしたっけか。なんか、ものすごいデータ転送速度が要求されますね。
このうわさ記事を読むと、Final
Cut Extremeとは、ソフトの名称ではなく、いわゆるターンキーシステムのようです。たぶん、Final Cut Studioソフトを核とし、PowerMac
G5 Quad(Intel CPU搭載は間に合わないよね)に、QuadroFXを2枚差し!!、10GBase-T
Ethernet。ストレージはXserve RAID extremをInfinibandで接続しXsanで共有...、なんてシステムが考えられますが、これを(これまでのDTVインテグレータさんでなく)Apple自らが提供するのかな。日本のアップルには、それだけの力はなさそうですが...。
また、このシステムで、モニタは...。Apple Cinema Displayには、4096×2160をドットバイドットで表示できる製品はありませんから、これに合わせて新Apple
Cinema Display(4520×2540)登場、となりますか??。
まあ、まさにExtremeなわけで、わたしのなんかには、全く縁のないお話ではあります。
● DVD Studio Pro
現在、HD DVD-Videoに対応してますが、次期DVD Studio Proでは、Blu-ray Disc Videoにも対応だとか。まあ、順当なところでしょう。
これとは別に、DVD
Studio "Express"なんて製品はいかがでしょ。次世代DVD機能はなしで現行DVD-Videoに特化し、自分でDVD-Rに焼くだけ(プレスを前提としない)、といったターゲットユーザのための。結構売れそうですが。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20060106/index.html