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ビデオエフェクト編 |
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トランジッションの上に別のトランジッションを施す、とは、下図のようなことです。下図では、クロスディゾルブと縮小の2トランジッション効果を同一シーンに重ねたものです。
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作例としては、あまりうまくないですね(笑)。作品全体として、こんなテクニックが意味があるかはさておき、まずはご紹介しましょう。
例として、5:10のクリップ04と04:03のクリップ05の間に、2:00のクロスディゾルブ+縮小トランジッションをかけます。
(1) 1回目のトランジッションをかけます。
この場合、クロスディゾルブをかけます。かけ終わると、
クリップ04
未エフェクト部クロスディゾルブ
エフェクト部クリップ05
未エフェクト部04:10 02:00 03:01 になりますね。
(2) 前のクリップ(クリップ04)を未エフェクト部とエフェクト部の境界で分割します。
再生ヘッドを04:10の位置に移動させ、[編集]メニューの[再生位置でクリップを分割]を実行します。
こんな風に、クリップ04が分割されます。
(3) 無字のタイトルをかけます。
テキストフィールドを空白にし、トランジッションの時間よりも長い継続時間(この場合02:00以上)を設定します。
クリップ04/1とクリップ05を両方とも選択したら、タイトルエフェクトをドラッグアンドドロップします。
レンダリングが終了すると、
このように、トランジッションアイコンが消え、タイトルエフェクト名のクリップ(この場合一字ずつ飛ばす)に変化しています。ここがミソです。
(4) クリップを分割します。
タイトルエフェクト名のクリップ(この場合一字ずつ飛ばす)のうち、冒頭の02:00部分がクロスディゾルブがかかっています。この同じ部分に、今度は縮小トランジッションを掛けたいわけですから、
一字ずつ飛ばすクリップを01:00の位置で分割します。つまり、お気づきの通り、01:00というのはトランジションの中央位置なのですね。そこを境界に、2つのクリップに分割するわけです。
(5) 2回目のトランジッションをかけます。
今度は、縮小トランジッション(継続時間02:00)をかけます。
これでOKです。まあ、作品演出上、このテクニックが必要かどうかは別問題として(笑)、おもしろい裏技でしょ。
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Yasushi SATO |
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