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iMovieのiMovieの匠(たくみ)
ビデオエフェクト編

2000.05.22初稿
  


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 トランジッションの上に別のトランジッションを施す

トランジッションの上に別のトランジッションを施す、とは、下図のようなことです。下図では、クロスディゾルブと縮小の2トランジッション効果を同一シーンに重ねたものです。

作例としては、あまりうまくないですね(笑)。作品全体として、こんなテクニックが意味があるかはさておき、まずはご紹介しましょう。


例として、5:10クリップ0404:03クリップ05の間に、2:00クロスディゾルブ+縮小トランジッションをかけます。


 (1) 1回目のトランジッションをかけます。

この場合、クロスディゾルブをかけます。かけ終わると、

クリップ04
未エフェクト部

クロスディゾルブ
エフェクト部

クリップ05
未エフェクト部

04:10

02:00

03:01

になりますね。

 (2) 前のクリップ(クリップ04)を未エフェクト部とエフェクト部の境界で分割します。

再生ヘッドを04:10の位置に移動させ、[編集]メニューの[再生位置でクリップを分割]を実行します。

こんな風に、クリップ04が分割されます。


 (3) 無字のタイトルをかけます。

テキストフィールドを空白にし、トランジッションの時間よりも長い継続時間(この場合02:00以上)を設定します。

クリップ04/1とクリップ05を両方とも選択したら、タイトルエフェクトをドラッグアンドドロップします。

レンダリングが終了すると、

このように、トランジッションアイコンが消え、タイトルエフェクト名のクリップ(この場合一字ずつ飛ばす)に変化しています。ここがミソです。


 (4) クリップを分割します。

タイトルエフェクト名のクリップ(この場合一字ずつ飛ばす)のうち、冒頭の02:00部分がクロスディゾルブがかかっています。この同じ部分に、今度は縮小トランジッションを掛けたいわけですから、

一字ずつ飛ばすクリップを01:00の位置で分割します。つまり、お気づきの通り、01:00というのはトランジションの中央位置なのですね。そこを境界に、2つのクリップに分割するわけです。


 (5) 2回目のトランジッションをかけます。

今度は、縮小トランジッション(継続時間02:00)をかけます。


これでOKです。まあ、作品演出上、このテクニックが必要かどうかは別問題として(笑)、おもしろい裏技でしょ。



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