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2001.04.21 AppleがFocal Point Systems社(FilmLogic)を買収

AppleがFocal Point Systems社を買収したようです。Appleから発表はありませんが、Focal Point Systemsサイトにはその旨記載があります。

もともと、Apple社とFocal Point Systems社の関係は、同社製フィルム編集支援ソフトFilmLogicがFinak Cut Proにも対応(2001.02.08 FilmLogicがFinal Cut Proにも対応)した辺りから知られるようになった訳ですが、今回のApple社による買収で、Appleが映像分野(ビデオ、フィルムを含めて)に注力してゆく姿勢がより鮮明になりました。

FilmLogicは、35mmや16mmフィルムの編集ツールで、Final Cut ProやPremiereといったノンリニア編集ソフトと連携することで、Mac上でオフライン編集を行うためのユーティリティソフトです。
つまり、この場合にフィルム編集のワークフローは、

フィルムをビデオデータに転送し、そのビデオをMacにキャプチャーしてきて、Mac上で「オフライン編集」でカット編集して、最終的にてTelecine Log file(カット位置のリスト)を吐き出します。そして、そのTelecine Logに基づき、実際にネガフィルムに対してカット編集作業を実行する、

という流れになります。

これをみていてゆくと、「フィルム上の位置」と「ビデオ上の位置」を指定することにポイントがあることがわかりますが、これについては、フィルムの「Film Edge Code」とビデオ上の「TimeCode」を利用することで達成しています。そして、「Film Edge Code」と「TimeCode」の換算を行うものが、FilmLogicというわけです。

   

   

   

   

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