Mac OS X環境下で、Diskの読み書き速度を調べるフリーツール、iozoneをご紹介します。

4. IOzoneの実行

ここまでできれば、IOzoneの実行は簡単です。

./iozone -i 0 -i 1 -Rab output.wks

とタイプしてください。間違えないように、このテキストをコピーしてもよいです。

[pc4209:/volumes/Movies] pb% ./iozone -i 0 -i 1 -Rab output.wks
Iozone: Performance Test of File I/O
Version $Revision: 3.125 $
Compiled for 32 bit mode.

とずらずら文字が流れてゆき、ディスクの読み書き速度が計測されます。
十数分かかりますので、しばらくお待ちください。

"262144" 0 0 0 0 225505 221256 198970 172391 162080 163110 166670 167733 169396
"524288" 0 0 0 0 18824 18854 18871 18843 18818 18850 18843 18815 15742
[pc4209:/volumes/Movies] pb%

といった具合に、コマンド待ちの状態になれば、テストは終了です。

Finderをみて、currentフォルダ内にoutput.wksというファイルができています。これが結果です。

別のボリューム（たとえば、Dataという名前のボリューム）をテストしたい場合

./iozone -i 0 -i 1 -Rab output.wks -f /Volumes/Data/testfile.tmp

とタイプしてください。ボリューム名称に応じて、Dataというテキスト部分を書き直してくださいね。
なお、結果は、さっきと同じ、currentフォルダ内にoutput.wksという名前で記録されますので、さっきの結果が上書きされないように気をつけてくださいね。

MS Excelがインストールしてあれば、output.wksファイルをダブルクリックすれば、データが読めます。グラフ作成も簡単です。

Excelを持っていない場合...うーん、どうするんでしょう??

うまくいきましたか？。案外、簡単ですよね。

ともかく、IOzoneのおかげで、Mac OS X環境下でもDiskの読み書き速度を調べることができるわけで、Mac OS XでDTVする上で有益ですよね。