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iMovie '09による手ブレ補正iMovie '09を使って、手ブレ補正をしましょう。やり方は、きわめて簡単です。 |
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iMovie '09による手ブレ補正 - 基本的な使い方 |
iMovie '09を使った手ブレ補正のやり方は、きわめて簡単です。
手ブレ補正を行いたいクリップを選択し、Controlキー+クリック(または、右クリック)し、[手ぶれ補正の解析]コマンドを実行します。 (解析にはしばらく時間が掛かりますが)、...これだけです。
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オドロキのお手軽さ。書くことが無くて、困ってしまいます。 余りのお手軽さに、手ぶれ補正の性能・品質を疑ってしまいますよね。使い物になるの、と。 そこで、Final Cut Proの手ぶれ補正機能(Smooth Camフィルタ)と比較してみましょう。 このシーンは、ベンガルタイガーを手持ち撮影したときのもの。望遠側なのに手持ちでは、さすがにぶれてますねえ(上段のオリジナル)。 |
iMovie '09とFinal Cut Proの手ブレ補正機能の比較シーン1 じっとしている被写体を手持ち撮影したものこのシーンは、ベンガルタイガーを手持ち撮影したときのもの。 望遠側なのに手持ちでは、さすがにぶれてますねえ(上段のオリジナル)。
左下は、iMovieの手ぶれ補正機能。右下はFinal Cut ProのSmooth Cam。どちらも、手ぶれ補正がよく効いています。しかし、よく見ると、iMovieの方は、3秒付近の大きな揺れを補正し切れていません。 また、この画ではわかりませんが、iMovieの方は、画面全体がもやっとする傾向が若干あるようです。 シーン2 右奥から左手前に移動する被写体をパンで追ったもの
三つを見比べて、一見すると、あまり差がないように見えます。元々撮影時に、うまく被写体を画面中央に捕らえることができていましたから(距離5mの近さなので、手が震えてましたが)。 ただ、背景に注目してください。背景が滑らかに流れてゆくのは、どう見てもiMovieの方です。Final Cut ProのSmooth Cam、自動だけでなく、手動でいくつかのパラメータを調整してみましたが、iMovieの画ほどにはできませんでした。 なお、iMovieの「画面全体が若干もやっとする」傾向はこのシーンでも見受けられました。
ということで、iMovieの手ぶれ補正機能は、Final Cut Pro(のSmooth Cam)にも匹敵する、といえそうです。 |
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現在地 トップページ > MacDTV情報ひろば > iMovieのFront Page > この記事のタイトル iMovie '09による手ブレ補正 この記事のURL http://www.macdtv.com/iMovie/stabilization.html 現在、Macで始めるDTVの改訂作業中です。改定に伴い、このページのURLもおそらく変更になると思われますので、その折はご了承下さい。 更新履歴 2009.01.31 初稿を公開しました。 |
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