Mac.una Matata !!

わたしとDTV >> DTV遍歴

私のDTV遍歴は、泥沼化の歴史(笑)でした。実は、いまも、そう、です。

もともと、Mac自体は、Macintosh SEのころから使っていました。

1. Compact Mac

大学のころ、始めてふれたのがPlusでした。絵ばかり描いてました。SE30の頃には、論文書きでCricketGraphとChemDrawばかり使ってました。
まちがいなく、Macはあこがれでした。遠い目(笑)。

2. IIsi(80MB HDD、17MB RAM)

就職して始めて買ったMac。カラー(13')だったのと、始めて漢字TalkをふれてMacで日本語が使えるというのも新鮮でした。あの頃は、MacのFinderでのファイル操作自体が楽しかったなあ(笑)。
QuickTimeも登場したころでしたが、このときは、QuickTime Movieが使いものになるとは、思いもしませんでした。だって、160×120でもコマ落ちしてたし、
IIsi自体、なにしろ、80MB HDD、メモリは8MB(ほんとは17MB積んでいたんだけど、32Bit Adressing環境でなかったので、8MBが上限だった)だったんですもの。

3. Quadra 840Av(230MB HDD、32MB RAM)

次に購入したのが、840AV。AV入出力機能搭載というのはもちろんですが、GeoPort Telecom Adaptorもふくめ、「Macらしい」気がしました。Miniタワー型というのも目新しかったような...。
AV入出力端子が「ビルドイン」されている、そして、自分の撮ったビデオ映像をMacに持ってくれる...、しかも、Mac上で、ビデオ編集が出来る...これは、当時画期的なことでした。そんなこと、プロにしか出来ないと思ってましたから...。
ある意味で「始めてMacを使ってみてコピー&ペーストでワープロに絵を貼り付けた(笑)」、そんなころの感動がありました。
もちろん、840AV単体ですから、たとえDSPが搭載されていても、性能はしれてました。たぶん、320×240で、10〜15コマ/秒くらいしかでなかったんじゃないかな(覚えてませんが)。
あと、MacのデスクトップがTVに写るのも印象的でした。
840AVでの思い出といえば、会社のクリスマスパーティで、後楽園の地下遊園地「GeoPolice」を借り切ったこと。
GeoPoliceには、xxxxビジョン(名前は忘れました)という大型スクリーンがあったんで、自作のBGVとかクイズとかをここに上映しました。このときは、840AVもMOMENTOもCVD-1000も大活躍したっけなあ。
世間的には(たとえ320×240×10〜15コマであっても)パソコンでビデオを作るってのは、驚きだったんですよ、まだ(いまじゃ、結構ポピュラーですけど)。

4. Quadra 840AV+ DeskStudio(230MB + 2GB HDD、48MB RAM)

幸か不幸か、840AVには、BUG社のJPEG圧縮ボードDeskStudioの優待券が付いてました。クリスマスパーティで味をしめたので、同製品を買ってみたところ、「おお、なんとハーフサイズでもコマ落ちしない」(笑)ではないですか。結構使えるかも...。
でも、そのためには、作業エリアが狭いので17'モニタ(当時は高価だった...)、HDD容量が足りないので2GB増設...、といった調子で、DTV泥沼化がついに始まります。

5. PowerMac 8100/80Av + DeskStudio(230MB + 2GB HDD、48MB RAM)

840AVには、PowerMacアップグレードチケット付でしたから(PPCアップグレードキャンペーン期間最終日に840AVを購入したもので...)、PowerMac 8100/80AVにアップグレードしました。
初のPowerMacでしたが、ちっとも速く感じなかったです。なにしろ当時はNativeアプリがなくって(Premiereも2.0だったし)...。

6. PowerMac 8100/80AV + DeskStudio Pro

(230MB + 2GB HDD、112MB RAM、WideSCSI Board + 4GB HDD)

840へから8100アップグレードでも、同じDeskStudioを使い続けられたんですねえ(今思うとすごい技術力ですね、AppleもBUGも)。でも、DeskStudioでは、Mac本体のAV回路を利用するため、32000色までしか表示できない制限がありました。そこで、DeskStudio自体に映像出力を持たせることで1600万色出力を可能にしたのが、DeskStudio Proです。こいつは出力映像がきれいでした。いまでも名機だったと思います。
このころには、PPC Nativeアプリもそろい始めたので、PowerPCも本領を発揮し始め、使いものになりそうになってきました。
で、やっと画質も云々されるようになってきました。転送レートは、おおむね2MB/s程度。
画質向上を図るべく、私のDTV泥沼化も症状が進み、Wide SCSI Board + HDD、RAID、へと突き進みます。
この環境で1年近く使いました。MOMENTOもVer.2.0になり、快適になりました。まあ、画質的には、唯一、テロップのエッジがJPEGノイズのためジャギーになることだけが不満でしたが、自然画シーンは(Hi8で使う分には)こんなもんかな、とそこそこ満足していました。
そうこうしているうちにDVカメラが登場し、その圧倒的な画質に驚かされました。と、ともに、ソースがよくなったことで、このシステムでも非力さをさらけ出してきます。

7. PowerMac 8500/132 + DeskStudio DR

(2GB +2 GB HDD、256MB RAM、WideSCSI Board + 4GB + 2GB HDD)

DVカメラDCR-VX1000を購入したので、画質的にも1ランク上げたくなったので、第二世代のPowerMacの購入です。DeskStudio DRの画質は、さすがに素晴らしく、アマチュア用としては、すばらしいものです。この環境で、転送レート10MB/s近くたたき出しますが、一方で、画質的には、わたしのビデオ環境を考えると、4MB/sも出せれば充分、という判断に至ったのは、ご愛敬(笑)。
VRAMと「モニタ&サウンド」コンパネのおかげで、AVのハンドリングがやりやすいことにも気に入っています。
まあ、やりたいことは大体可能になってしまって、ある意味でアナログキャプチャーについては行き着いた感がありました。

8. PowerMac 8500 +604e/200MHz + MotoDV + DeskStudio DR

CPUカードを604e/200MHzに変えたので、PremiereのMake Movieでもまあまあ我慢できる程度の速度にまで向上しました。
それから、特筆すべきは、MotoDVによってDV取り込みが可能になったことです。これが、どれだけ画期的なことか、まだ自分でも咀嚼しきれていませんが、
なんにしても、久しぶりに感動・興奮ものの技術・製品です。

9. PowerMac 8500 +750/266MHz + MotoDV + DeskStudio DR

CPUカードをG3(750/266MHz)に変えました。

それにしても、IIsi(80MB HDD、17MB RAM)に比べて、8500では(計14GB HDD、256MB RAM)ですもんねえ。今の8500のRAMの容量が、IIsiのHDDの3倍、ってのは、振り返ってみてもまさに泥沼化してると自分でも思います(笑)。
今後は、どんなマシンになっていくのでしょうねえ。願わくば、かっこいい本体デザインになって欲しいものです...(さすがに8600,9600は家庭には置けません)。

2000.01.10追記とおもったら、ほんとうにかっこいい本体デザインが登場しましたね。

10. PowerMac G3 Blue & White

512MB、6GB + 27GB(内蔵増設)+SCSI9GB×2ほか

8500はそのまま使い続け、PowerMac G3 Blue & Whiteを購入しました。この機種の良さは、
初のBuild in FireWire。ただし、ソフト対応の遅れであるとか、それに伴うトラブルへのお付き合い(笑)もしました。 拡張性:特にHDDの拡張性はすばらしいものがありました。私の場合、初期型だけどHDDの相性を経験しないで済みましたけど。
そうそう、G3 400MHzでしたけど、そんなに速い気はしませんでしたねえ。

11. PowerMac G4 400MHz (AGP)

1024MB、20GB + 27GB、予備のATA 27GB+SCSI 9GB×2ほか、
Nexus 128によるDual Monitor、Displayは、EIZO 17inch CRT + 17inch AV+PC LCD、
DeskStudio UV422によるNTSC出力も併せてTriple Moniter環境。

デザインはYosemiteより好きです。期待のVelocity Engineでしたけど、もう慣れちゃいました。圧倒的な速さ、というのは感じません。
マシン単体についてはまあさておき、このところ、作業環境全体を考えるようになりました。例えば、8500も未だに使い続けてました。
Final Cut Proの登場もこのころです。

12a. PowerMac G4 (Digital Audio) 733MHz SuperDrive

1.5GBメモリ、60MB×4のATA RAID、FireRack、CitiDisk 3.5、

RTMacによるSecond Display環境 + DeskStudio UV422によるNTSC出力も併せてTriple Moniter環境。
やっぱり、RTMac + Final Cut Pro 2な今日このごろ。

12b. PowerBookG4 (Titanium)

そろそろPowerBook 1400cに変わるPowerBookが欲しいなあ、ということで、2001年春、購入。いまでも満足度は今も高いです。

ただ、あくまでも「待ち運びのできるMac」という使い方にしかすぎず、モバイルマシンとは思っていません。でも、DTVがそこそこまともにできる「待ち運びのできるMac」というのは、宣伝文句どおりで、非常に使い出がありますね。

通常、勤務先に持ち込んで外部モニタに接続して、というデスクトップ機としての使い方が主なので、せっかくのワイド液晶が完全に宝の持ち腐れです(笑)。

13. PowerMac G4 1.25GHz Dual (Mirrored Drive Doors) SuperDrive

12a. PowerMac G4 733MHz(Digital Audio) に続きまして。さすがに速いなと思いますけど、ちょっとうるさすぎる〜。

まあ、Mac史上最速のMac OS 9起動マシン(これは永遠に破られることはないでしょう...(笑))なので、使いではありそうですね。

14. PowerMac G5 2GHz Dual SuperDrive

PowerMac G5 2GHz Dualは、物欲に負けて...。速いのと静かなので、近来まれにみるいいマシンだと思ってます。ただ、3GHz超えモデルが出たら、またまた物欲に負けちゃうのかな。

15. PowerBook G4 1.5GHz Dual (Early 2004) SuperDrive

12b. PowerBookG4 (Titanium)がお亡くなりになったので...。

15inch PowerBook G4 1.5GHz, 1.5GB RAM, 5400rpm HDD 80GB, Mobility RADEON 9700, 128M VRAMと、Motion仕様(笑)にカスタマイズしております。詳しくは、2004.10.17 PowerBook G4到着やその前後の記事をば。

そして、最近の環境は...くわしくは、わたしのお気に入りでご紹介します。


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