CNET Japan News 2006.03.31の記事[ さよなら「パソコン通信」、最後のサービスが19年の歴史に幕 ]などにありますように、Niftyのパソ通が終了だそうで。
まあ、わたしもパソ通世代。ネット討論については、間違いなくNiftyフォーラムでのやりとりを通じてトレーニングを受けた気がします。
余談ですが、今は、こういう"トレーニング"の場が少なくて、残念ですね。「匿名でない」というプレッシャーは、他人にわかりやすいように簡潔明瞭で、あらぬ誤読されないような、そして穏当な、作文の訓練には最適でした。無責任に書きっぱなしにはできないしね。
それだけでなく、MacDTV.comもNiftyでの書き込みをWebにまとめたものからスタートしましたし、あるいは私自身もFDTV(←フォーラム)のサブシスオペ(←管理人のこと)を勤めていたもので、このニュースには感慨ひとしお...、
と書きたいところなのですが、正直、ちっとも感慨がわかないのが自分でも不思議。まだやってたんかい、という感じしかしないです。
世間一般的には、パソコン通信の衰退は、インターネット大衆化の時期と一致しているのでしょう。たしかにわたしの場合も一面では当てはまりますが、
それとは別に、わたしがNiftyにアクセスしなくなったのは、Mac OS Xへ移行したから、という理由の方が大きい気がしてます。ComNifty
+ 魔法のナイフ + 茄子Rの三種の神器をMac OS XのClassic環境でまで使わなくてもなあ、となんとなくNiftyにはアクセスしなくなって、いつのまにかそれきり。
思い切って「活動の場をパソ通からインターネットに移した」なんて積極的な理由でなかったから、その分、感慨もわかないのかも。
この記事のURL: http://www.macdtv.com/Macunamatata/Articles/20060402/index.html