Mac.naMatata、もともとMacDTV.comの編集後記っぽい、ていうのが由来なので、そんなことを書きます。
新サーバに移ったMacDTV.com、まあ、いろんな事ができるようになり、第一弾としてhttp://www.macdtv.com/yourname/の開放を始めたわけですが、第二弾企画として、MacDTV.forumのリニューアルを準備中です。
MacDTV.forumは、掲示板とメーリングリストとの間を相互乗り入れすることで、Webブラウザ環境、メール環境、いずれからも利用できるようになっていることが最大の特徴で、（1998年8月の掲示板発足以来3年が経過、メーリングリストもこの11月で丸3年になりますが）おかげさまで、毎月の投稿数は約500と、DTV系サイトとしては日本最大、Mac系掲示板・メーリングリストのなかでもなかなかの大手に育っております。また、過去ログはすべてダウンロード可能な形に整理されており、過去ログも含め巨大な情報宝庫になっています。これも、みなさまの活発な発言があればこそ、と改めて感謝いたします。
とはいうものの、大規模になればこその弊害も、現状ではあります。すぐに思いつくことを挙げてみましょう。
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掲示板が、スレッド型に表示されない。
現在の掲示板ですとスレッド型に表示されず、時間の新しい順に羅列されているだけです。この方式にも、上からつらつらとスクロールしてゆくことで自分の興味のある発言だけを流し読みしてゆける、といった利点もあるのですが、一方で、さまざまな話題がスレッドに分かれていないので話題を追跡しにくい、という最大の欠点があります。
このことで、例えば、高度な?（笑）話題が展開しているようなタイミングでは初心者の方が質問しにくい雰囲気がでないかを危惧します。スレッドに分かれていると、気が楽かな、と。
また、例えば、今の掲示板形式だと、発言したのに（あまりに投稿流通量が多いので）見逃して忘れられる恐れもあります（わたし自身は見落としのないように見ているつもりですが、でも、見逃してしまいますね。すいません。）これも、スレッド型にすると、コメントが付いていないものは一目瞭然です。その結果として、トラブル相談の際も、結局どうなったか（改善したのか/ダメだったのか）がはっきりわかります。
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掲示板の内容は、MacDTV.Searchでひっかからない。
現在の掲示板ですとシステム的に無理なのです。ですから、掲示板の検索は掲示板内の検索機能を利用頂くことになります。そうすると、
(1)
MacDTV.com内のコンテンツ（+一部のMacDTVユーザグループタスクフォースサイト）はMacDTV.Searchで、
(2)
掲示板の最新1一月分の検索は掲示板の検索機能で、
(3)過去ログはダウンロードしてSherlockで、
と、3段がまえの検索を余儀なくされています。
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メーリングリストと掲示板間の相互乗り入れ作業が面倒。
これは、管理者たるわたしにとっての最大の不満点であり、まあ、みなさまにとっては関係ないことなのかも知れませんが（笑）。まあ、cgiとAppleScriptで半自動化しているのですが、でも、メーリングリストでローカルルールとして「文末タグ」を入れていただいているなど、ご不便をおかけしてます。また、まれに「文末タグ」の付け忘れ発言があると、結局、わたしの人力作業になってしまいます。
まあ、ボランティアでやるには、実際のところ荷が重いなあ、と思うこともあります。
この辺りの欠点を解決すべく、新MacDTV.forumシステムを準備中です。大体できてきましたので、概要をご紹介しましょう。
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スレッド型に表示されます。
メールのIn-Reply-Toタグ、Referencesタグを利用して、メールソフトで元発言に返信したら、その親子関係を反映するように「スレッド型」で表示されます。
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最新の投稿内容は、MacDTV.Searchで検索可能です。
MacDTV.comサイト上のコンテンツは、MacDTV.forumの発言内容も含め、MacDTV.Searchで検索できるようになります。
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メーリングリストと掲示板間の相互乗り入れは、自動です。
管理者のわたしとしては、大いに助かります（笑）。
また、みなさんにとっても、「文末タグ」といったローカルルールが不要になります。また、リプライ時にSubjectの[MacDTV
xxxxxxx]部分の削除の手間もいりません（サーバ側でやってしまうことにしました）。
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過去ログも、スレッド型で整理されます。
そのむかし、過去ログはスレッド型で人力で整理していましたが、さすがに労力的に無理があるのでしばらく断念してきました。ところが、今度のシステムでは、過去ログも自動でスレッド型に整理してしまいます。
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メーリングリスト運営費用が削減されます。
自前のメーリングリスト機能に移行するため、現在、利用しているメーリングリストサービス費用（年間1万円。みなさまのカンパから捻出）が削減されます。
現在、有志の方にご協力いただいて動作確認をしておりますが、なにせ複数のフリーcgiを改造して組み合わせたまさにオープンソース（笑）なシステムで、内部的にはあまり美しくないのですが（笑）、下手な企業サイトよりもよっぽどまともなシステムだと思います（笑）。
開発者である佐藤やすしさんに感謝します（なんや、自分でやっとるんかないか（関西弁でつっこみ））
まだ詰め切れていない点
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掲示板発言の削除、掲示板荒らし的行為への対応
例えば、掲示板荒らしに遭った場合、莫大な荒らし発言がメーリングリストに流れる事態は避けなくてはなりません。
また、掲示板への発言を取り消したい場合、自動乗り入れの場合メーリングリストに一旦流れてしまうと（管理者といえど）取り消しようがありませんよねえ。
これらは、メーリングリストと掲示板間の相互で自動乗り入れ化の結果新たに産まれる問題ですが、結局は管理者承認手続きを入れるほかないかな、と思っています。
結局、システムって、ヒューマンエラーであるとか、悪意に満ちた行為をどう対応するか、ここの処理が難しいんですよね。がちがちな運用にすると、使い勝手が悪くなる、という点で。
